絶飲食②
絶飲食 2日目。
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朝になり お水でも飲むかと 冷蔵庫を開けると・・・中には なにもない。。。
あ~ そうだ。
絶飲食だったんだ。。。
喉はカラカラ。。。
う~ん。。。
なにか 飲みたいなぁ。。。
喉は渇くが 不思議と お腹は減らない。。。
それと。。。
なんだろう? この感じ。
なんか いつもの朝と 違うんだよなぁ。。。
いつもの朝は 起き上がると 頭がフラフラして なかなか起きられないのですが 楽に起きられました。
いつもより 身体が楽に感じるなんて 不思議。。。
何も 食べてないのに いつもより 体調がいいような気がする。
この 栄養の点滴は 食べるよりも 元気になるのかなぁ。。。
この日も もちろん 絶飲食。
すると またしても 助手さんが。。。
「あらいさ~ん お食事 終わりましたか~?」
「え~ わたくし 絶飲食の身でありますので お食事は いただいておりません。。。」
「あっ! そうでした。 ごめんなさい。。。」
とにかく 大忙しの看護師さんや 助手さん。
間違えて 食事を下げにきてしまうが 思ったより 食べられないことが ストレスになっていないので 気にならず。。。
24時間ぴったりで 点滴が終わり また 24時間 点滴が始まる。
この日も 一日 飲まず食わずで 過ごしました。。。
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絶飲食で 3日がたちました。
3日目には すっかり 絶飲食に慣れてきました。
食べないことが もっと ストレスになるのかと思ったのですが 意外に大丈夫でした。
むしろ この点滴は 身体が元気になるようで ここ数週間と比べても この点滴だけの3日間の方が 体調がいいような気がしました。
声も 出なくなっていたのですが だいぶ 出るようになりました。
絶飲食を始めて 3日後に 先生から。。。
「あらいさん 絶飲食で3日がたちましたけど いかがですか? 何も口にできないから やっぱり つらいかな?」
「いや。 それが そうでもないんです。。。 大して おなかも減らないし 逆に 点滴だけの方が 体調もいいような。。。」
「この点滴は かなり 強力な成分でできていますからね。内容が濃くて 強いから ポートからでないと できない点滴なんです。普通の点滴のルートでは 入れられないから いいタイミングで ポートを入れましたよね。」
「そうなんですか。 ポートを入れておいてよかったです。」
「では 今日から 少しずつ 水分を 口から 入れてみましょう。」
「ええ? お水を飲んでも いいのですか?」
「はい。 少しずつ試してみましょう。 飲むスピードは ゆっくりです。 ゴクゴク飲まないで なめる程度。 点滴くらいのスピードから 始めましょう。 もし 痛みが出たり 戻したりしたら そこで ストップです。」
「はい。。。」
この日から 点滴は 継続で 口から水分が OKになりました。
久しぶりのお水。。。
なんとも言えない おいしさです。
一滴ずつ 飲んでいる感じですが 飲み始めてすぐに 胃や腸が グルグルいい始めました。
本当にチビチビですが 口から飲めるって 幸せだと思いました。
これから どこまで飲めるようになるのか? どこまで 食べられるようになるのか? わかりませんが 新たな食生活の 第一歩が始まりました。
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コメント
お水飲めてよかったですね。少しずつ少しずつですね。
投稿: | 2014年12月21日 (日) 23時11分