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緊急入院

やれやれ。。。


毎日 毎日 その日を過ごすことで精一杯です。 


体調がいい時などなく 「体調がいい時に ブログを・・・」 なんて思っていると ずっと書けません。


先週の月曜日の午前に 救急車を呼び 病院へ行きました。


そのまま 入院。。。


その話を。。。


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先週の日曜日の夜 腹部に激痛が走りました。


場所は みぞおちから 左のろっ骨に沿った 身体の中。


すぐに 麻薬のオキノームを飲みました。


いつもなら 15分もすれば 痛みが楽になるのに 全く痛みはおさまらず。。。


1時間後に また 麻薬を飲みました。


痛くて痛くて 膝を曲げてみたり 横を向いてみたり うつ伏せになってみたり 腰かけてみたり。。。


楽になる姿勢を探すが どうやっても痛く どういう姿勢をとったらいいか わからず。。。


また1時間後に 麻薬を飲みました。


この麻薬は 30分あければ 何度でも飲んでいいと言われていたので 1時間おきに飲みました。


それでも痛みはおさまらず 午前5:30に 麻薬を2個 いっぺんに飲んでみました。


結局 飲んだ麻薬は7個。


痛みで 一睡もできずに 朝になりました。


午前6:30ころ トイレに行くと 突然 吐き気をもよおし 戻してしまいました。


吐いたらスッキリし 痛みは まだありましたが 眠くて眠くて 寝てしまいました。


午前9:00に 往診の先生と 訪問看護の看護士さんが来て 輸血が始まりました。


先生に体調を聞かれ 昨夜の話をすると。。。


「え~!? おなかが痛くて オキノームを7個も飲んで 効かなくて 吐いたの??」


「はい。 でも 吐いたらスッキリしましたけど。」


「それは 大変なことになりました! 今から大学病院に行きましょう。」


「え~!? 今から?? もう 大丈夫ですけど。」


「とにかく 大変なことになっていると思うので 今から救急車を呼びますから 支度をしてください。 あと 大学病院にも電話をしますので。」


「救急車!?」


5分もしないうちに 救急車が到着。


往診の先生が 救急隊員に 色々と説明している。


「いまから 水分は 一切摂らないように。」


「は はい。。。」


救急車で 救急救命センターに到着。


輸血をしながら ストレッチャーのまま 機械だらけの部屋に。


先生は 腫瘍外来の先生たち 消化器の先生 総勢10名以上が待っていました。


即 ポートから 点滴が始まり CTの検査が。


何が起こっているのか よくわからずいたのですが。。。


「今日から 入院しましょう。 検査結果が出るまでは 水分は一切摂らないように。 点滴で水分は入れていますから。」


「入院?? 退院したばっかりなのに。。。」


病棟に移動し リカバリー室に。


続々と 看護師さんが顔を出す。


「あら おかえりなさ~い!」


「今度は なにが起きたの?」


「この前 退院したばっかりなのにね。 ごゆっくり。」


「お待ちしておりました。。。」


輸血が終わると 今度は 24時間の栄養の点滴が始まりました。


先生たちも 何度も顔を出すが 「詳しい話は あとで説明します。」 と言うだけで。。。


のどがカラカラで 何か飲みたいが ダメと言われているので ガマン。。。


そうこうしているうちに 寝不足だったので いつの間にか 寝てしまいました。。。


ぐっすり寝ていると 看護師さんに起こされ。。。


「先生から 説明がありますので ちょっと移動しましょう。」


「は はい。。。」


カンファレンス室に行くと 大勢の先生が 真剣な表情で わたしを見ている。。。


な なんか ただならない雰囲気。。。


きっと また 過酷なことを言われるのだろう。。。


約30分間 色々な先生から 今の状態についての説明がありました。


腫瘍外来の先生の説明を聞きながら 別の先生が書いた 「説明記録」があったので その全文を載せます。


説明記録の全文です

↓↓↓↓↓


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消化器外科の先生と 話し合いを行いました。

現在 腸重積の状態 小腸の途中で詰まってしまい 口側の腸管が拡張し 圧が高くなってしまい 吐いてしまう。

→これに関しては イレウス管で減圧し 症状を緩和することは可能。

現在は 腸閉塞の状態ではないが 今後いつ起こり得るかわからない 今後 固形物の摂取は難しく 水分も慎重に摂取する必要があります。

腸閉塞が起こると 小腸が壊死してしまい 急激な腹膜炎が生じ 小腸穿孔が起こると 救命が難しいです。

→最期となる可能性が高いです。

大変 辛い話になってしまいますが 病院で最期を迎えるのか 自宅で迎えるのかという選択になってしまいます。

ご自宅にお帰りになる場合 急変した場合の対処など 難しいこともあり それなりの覚悟をしていただく必要があります。

病院では すぐに対処できたり イレウス管を挿入し 症状を緩和できるというメリットがありますが 腸閉塞を予防することはできません。

ホスピスは 積極的な治療はできませんが ご家族との面会などにおいては融通が利きます。

今後 ホスピスも視野に入れるのか お話合いが望ましいです。

入院中は できる限り ご本人様 ご家族のご希望に添
えるようにしてまいります。

しばらく 絶飲食 補液で 様子を診させていただきます。

再度 在宅でどこまで可能なのか 検討させていただき ご自宅への退院を考えながら 経過を診てまいります。

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まあ 結局のところ 腸が ほぼふさがっている状態で 今後 口からものを食べることは 難しいという話でした。


今回は 吐いた後に 救急で すぐに対処ができたので 一命をとりとめましたが 万が一 今回と同じようなことが起こったら 次は 命の保証はないということ。


近いうちに 腸は詰まってしまうと思われるのと 同時に 他の 肺 肝臓 胆のう 脳 骨 皮膚の転移も進行中で 残りの生活をどう過ごすかを 真剣に考える時期が来ました ・・・ということ。


まずは 胃腸を使わないようにして 点滴で栄養補給をする生活に慣れるための練習 また 液体が飲めるということになったら 液体での 栄養補給の練習をするために 入院しましょう ・・・とのこと。


どうも 自分が思っている以上に 胃と腸は 相当 ヤバいことになっているようでした。


ただでさえ 脳の転移のことや 骨の転移のこと 肺の転移 肝臓の転移 胆のうの転移 皮膚の転移 貧血 ・・・などなど 気になることがいっぱいなのに いま 最も命の危険があるところが 胃と腸であることがわかり なんだか 頭が大混乱。。。


ショックというか もう これから どうなってしまうのだろう?? ・・・という感じで 身震いしてしまいました。


そして この日から 口から 一切ものを入れない 絶飲食の日々が始まりました。。。


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コメント

新井先生殿

ブログの新井先生の文章に、いけると希望が生まれる毎日です。
2030年にはがんの予防薬ができると予測されているそうです。1日も速く科学が進歩しますように、細く長く先生のお体が頑張って下さる様にと毎日祈りエールを送ります。

投稿: スティッチ | 2014年12月17日 (水) 10時09分

前にも同じように思ったのですが、先生の文章からはとてもガンが脳に転移していると思えないのです。先生は画像も見ていらっしゃるのですが、私はそれは別の何かではないかと思ってしまいます。そのくらい一寸の乱れもない文章です。
この際、医者や医療器具が示す転移など関係ないのではないでしょうか? 今先生がこうやって発信できる事実、それが一番現実を正しく表していると思います。
きっと奇跡が起こると信じています。

投稿: | 2014年12月17日 (水) 11時07分

さすがマーチ卒。 

投稿: K | 2014年12月17日 (水) 22時22分

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