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痛みのコントロール

毎日がしんどい。。。


身体中に ガンがあるのだから 当たり前か。。。


一日のうち 痛くも だるくもない ・・・という時間は ほとんどないので 常に 具合が悪いです。


毎日毎日 予期せぬことが起こるので その時に 気力と 体力と お薬で 乗り越えています。。


書きたいこと 載せたいことは たくさんあるのですが 毎日 痛み だるさ 熱 その他 いろいろを 乗り越えるのに必死で ブログを書くほどの余裕がなく 日に日に 更新が きびしくなっています。


以前に 途中まで書いた痛みの話を。。。


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「痛みは我慢しないこと」


これが どの病院でも言われることです。


痛くなったら。。。


痛み止めを 遠慮なく 惜しみなく ジャンジャン 使う。


いや。。。


痛くなる前に 痛み止めを ジャンジャン使う。


いやいや。。。


究極は 24時間 痛みがないことを 目指すため 痛くても 痛くなくても 使い続ける。。。


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わたしの考えは。。。


痛くなったら 痛み止めを 使いたい。


痛くないときは 痛み止めを 使わなくてもいい。


痛みを 完全になくすことは 危険を察知できない気がしてこわい。


痛みが わからないと 身体の異変の 早期発見ができない気がする。


あまり強い痛み止めは 身体に悪そうな気がして できれば使いたくない。


できれば あまり 薬をたくさん使いたくない。(今はそんなこと言っている場合ではないが・・・)


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このような わたしの 考えは どこに行っても どのお医者さん 看護師さんに 話しても 否定されます。


痛いは だめ!


痛みのストレスは 絶対にない方がいい!


それは わかるのですが 痛くないときに 痛み止めを使わなくてもいいかな ・・・と思うのです。


一日に 2回とか 3回とか 毎日 決まった時間に使う痛み止めを 「ベース」と言います。


一日に 一度でも 痛みが出ると まず この 「ベース」の痛み止めが 始まります。


ガンセンターに 入院して 2ヶ月目くらいから 2日に1回くらい 痛みが出ることがあり ベースの痛み止めをしよう と言われましたが。。。


「痛みは2日に1回くらいなので 痛くなったら 痛み止めを使う でも いいですか?」


この時の痛み止めは ロキソニン。


先生は 痛くても痛くなくても 一日に 3回 ロキソニンを使うように 言われましたが この時は 「痛くなったら 使う」ということにさせていただきました。


そのうち 夜中に 「腫瘍熱」と思われる 原因不明の熱が出るようになりました。


ロキソニンには 解熱の効果もあることから ロキソニンを ベースで使うようになりました。


始めは ロキソニンで 熱が下がっていたのですが 次第に ロキソニンを使っても 熱が下がらなくなったので お薬を「ナイキサン」に変えることにしました。


ナイキサンは 痛み止めのレベルは ロキソニンと 同じくらいですが 解熱の効果が ロキソニンよりも高いとのこと。


これが わたしの身体には とっても合ったようで このナイキサンをベースで使うようになってから 熱が出なくなりました。


痛みが全くないなんてことはなく 毎日 腫瘍のあるあちこちが 痛むのですが 我慢できないほどでもなく 「あちこちの痛みは ちょっと気になる」程度でした。


毎日 先生や 看護師さんに 「痛みは ありませんか?」と聞かれるので 「ちょっと気になる」程度の事を言うと 「では 痛み止めを強くしましょう! いくらでも 強い痛み止めは ありますからね。痛みは ない方がいいですから。」 ・・・という展開になります。


痛み止めを強くすれば 痛みは楽になる・・・ということは よくわかるのですが わたしとしては 「せっかく 身体に合った痛み止めがみつかったところなので コロコロ薬を変えたくない。」という思いがあります。


また 薬には 必ず副作用があります。


痛み止めを強くしたところで また 別の副作用がでたら これもまた嫌だなぁ・・・と。


すると 副作用は 副作用をおさえる薬を使えば 大丈夫 ・・・という展開に。


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転院してから 緩和ケアのチームが組まれ 痛み専門の先生が 毎日 お話をしに きてくれました。


これまでの ガンセンター同様に 痛みは 絶対にガマンしてはダメ! ・・・というお話をしてくれました。


これまでの痛みの経緯 痛み止めの経緯を話しました。


「あらいさんは 今の状態 検査結果を見ても この程度の痛み止めで 足りるはずがない。」


「かなり 痛みを ガマンをしているはずです。」


「それか とっても 我慢強い人なのかな。」


そして すぐに勧められたのが 麻薬の 痛み止めでした。


麻薬の痛み止めは ガンセンターでも 何度も勧められたのですが そんなに痛いとは思っていなかったのと ちょっと 麻薬って こわいイメージがありました。


それからは 毎日 麻薬がいかに安全か ・・・というお話をしていただき ぜひ 麻薬を使ってほしいと言われました。


そこで 試しに 30分あければ 一日に 何回でも使える 「オキノーム」という麻薬を使うことになりました。


麻薬の話を聞いた夜に 背中に激痛が走りました。


すぐに看護師さんを呼んで オキノームをもらいました。


頑丈なアルミに包まれた オキノームを 見てビックリ!


え~?? たったこれだけ!?


耳かき1杯くらいの 真っ白な粉でした。


口に入れ 水を飲んでも 薬が少なすぎて 飲んだかどうかわからない。


もし 効かなかったら 30分あければ また飲めるので 呼んでください ・・・とのこと。


5分たち 10分たち。。。


本当に あれっぽっちで効くのかな? ・・・と思ったその時 背中の痛みが すーっと 消えました。


わー なんだこれ!


そして ぐっすり眠れました。


翌日 先生に話すと 「麻薬で楽になったなら ベースも オキシコンチンという 麻薬にしませんか?」・・・という話に。。。


先生たちは なんとしても 麻薬を使わせたいんだな? ・・・と 思いつつも あまりの効果に 安全なら ベースも 頓服も 麻薬でいいのかなぁ。。。


そんな 疑問や 悩みや 相談を 毎日 毎日 痛みの先生と 看護師さんが聞いてくれたおかげで 麻薬に対するイメージや 痛み止め そのものに対するイメージが 変わってきました。


まあ それでも 副作用はあるわけで。。。


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ここまでが 先週書いたもの。


いま痛み止めは フルに使っています。


いま わたしの身体は とっても つらいことだらけで 一日生きることに 精一杯です。


生きようという気持ちが折れたら 負ける気がします。


辛くても 一日でも長く 生きていたい。


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心と体」カテゴリの記事

コメント

あらい先生が大変な思いをして、ブログを更新されていることはわかっています。わかっているけどブログの更新を見てほっとします。
どうかまだまだたくさんのメッセージを私たちに送って下さい。私たちはずっと待っています。

投稿: M | 2014年11月28日 (金) 21時33分

生き方のひとつとしてすごく力になります。参考になります! 自分はこれでいいはずはない!

投稿: うつぼ | 2014年11月29日 (土) 04時34分

発熱はなぜ起きるのか、ご存知ですよね、もちろん。。。


発熱して白血球が活発に活動しやすくする。

というか、熱が上がらないと効率的に白血球は活動できない。

白血球は活動すると熱が上がり、ますます活動しやすくなる。


ということで解熱剤は一般的には使わないほうがいいですよね。


私たちは自然に生かされているのですが、

医者に生かされている訳じゃないんですよね。

医者に掛かればいくらでも延命できます。

お金次第です。

続く限り大丈夫です。


そういうのって、すごく考えさせられます。


今の世の中、何でもかんでもわかってしまい、

身体の中だって切らなくてもわかるし、

ちょっと血液調べれば病気だってわかってしまう。


そういうことも

つらいでしょうね。


投稿: D | 2014年11月30日 (日) 11時50分

みんなで応援しています。がんばってくださいね!

投稿: CA | 2014年11月30日 (日) 23時33分

時々練習会に参加させていただいたIです。このブログには初めて書き込ませていただきます。
自分は子どもの頃(昭和30年頃)、公害の被害にあって、高熱と激痛のため、しばらくモルヒネ(麻薬)を打たれていました。子どもにモルヒネというのは今では考えられませんが、それだけの痛みでした。痛みは無くなりましたが、幻覚は凄く、現実とあの世の間をずいぶんと彷徨いましたが、やはり、激痛よりはモルヒネの方がましだったと、今、思い出しています。激痛のときは、もう後のことは考えられませんよね。苦痛は心にも影響します。私から軽々しくアドバイスはできませんが、躊躇なくモルヒネをはじめとする鎮痛剤は、安全の範囲内で使われた方が良いと思います。

投稿: 龍之介 | 2014年12月 1日 (月) 14時14分

痛みは人にとって 何も良いことは生まない気がします。今の医療は痛みを押さえる薬はそれなりに開発されていると思います。痛みはほんとうにつらすぎる。

12月になってしまいましたね。

投稿: ピピ | 2014年12月 1日 (月) 18時25分

痛み止めは今でもモルヒネなんでしょうか。

20数年前は、1本、2本っていう単位でした。

「1本で痛いですか。じゃぁ、今日から2本にしましょう。」

母の点滴に入れるモルヒネは2本が3本になり、4本になり、、その頃からうなされるような声になり、

私の記憶では、10本まで処置したと思います。

そのころはもう点滴に命をつなぎとめられた何かのような状態でした。

3週間ほど病院へ寝泊りして看病し、

そこから会社へ行き、会社から病院へ帰り、と続きます。


話は前後しますが、当時、告知はしませんでした。

母は意識がしっかりしているころ、ひとりっ子の私に話しかけます。

そっと手に渡したものは、尊厳死協会のパンフレットでした。

今ではありふれているのかもしれませんが、どこから手に入れたのか

自分のエンディングを自分で決めたがっているようでした。


私はそれに反してしまったのかもしれません。

今でもよくわからないのです。


ちょうど寝泊りして3週間後、私も周りの人も疲れ果てたころ、

安らかに旅立ちました。ほんとうは安らかでなかったのかもしれません。

医者はこう言いました。

『最期は手助けをし過ぎましたでしょうか。。。』


意識のない呼吸だけしている状態の母を見続けるのは辛かったです。

ひとりごとのように語りかけ、反応のない無表情な顔を見ては

はぁ、、とためいきの日々でした。

周りは一生懸命手を尽くしたので、ある程度の達成感はあったのだと記憶しています。

ただ、、本人にとって、どうだったのでしょうか。

よく脚が痛い痛いと言っていました。

今思えば、もっとマッサージしてあげたらよかったなぁ、、、

と考えます。

でも、どんなにマッサージしても、どれだけさすってあげても、

痛みは消えなかったのだと思います。


痛み止めは必要なのだと思います。他のどんなことよりも効きます。


ある朝起きると、その痛みが無くなっているといいのに。

そう願っています。


投稿: D | 2014年12月 1日 (月) 20時43分

初めまして。いつも読ませてもらっています。私も悪性黒色腫になりました。今は恥骨転移に悩まされ国がんに通ってます。いつもこのブログを見て元気をもらっています。頑張ってください。生きてください。

投稿: m | 2014年12月 3日 (水) 09時15分

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