パソコンは打つもの スマホは見るもの ・・・と思って 今まで スマホや 携帯から 文字を打つことは ほとんどありませんでした。
今回の入院は 入院前から 具合が悪く とても文字は打てないだろう ・・・と 思い パソコンは持ち込まず。。。
そんなわけで 今回の入院中は 初めて スマホから ブログを書いています。
慣れると 意外に スマホからでも 長い文字が 打てるようになりました。
2度目の輸血のおかげで!? だいぶ 元気になりました。
今日から 車イスなしになったので 久しぶりに歩いてみました。
洗濯できる ランドリールームまでの往復(50mくらい?)ですが ゆっくり ゆっくり 途中で休まず フラフラせずに 歩けました。
歩いたあとは これまた 久しぶりに シャワーを浴びました。
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午前担当だった 看護師さんが まさかの水泳ファンとのことで 水泳談義に。。。
久しぶりに 水泳の話をしました。
その会話の中で 意外に 忘れていそうな数字が ポンポン出てきて 我ながら ビックリ。
そういえば 数字って昔から 得意だったかも。。。
今日は どうでもいい話です。
どうでもいい話ができるくらい 元気になったということか!?
今日は 検査もなく 時間が 果てしなくあるので 長くなってしまうかも・・・!?
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今でこそ 歴史に興味が出てきましたが 小さい頃から あまり 国語や 社会は 得意ではありませんでした。
大好きだったのは 数学。
計算も好きだし 数字が好き。
なんか 数字って スッと 頭に入るんですよね。
誕生日とか 電話番号とか 車のナンバーとか。。。
水泳でも 年号とか タイムとか 一度見ると 忘れないというか。。。
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午前担当の看護師さんが。。。
「あらいさんって スポーツ 好きですか?」
「身体を動かすことは好きなので スポーツは なんでも好きですよ。 球技は下手だけど 見るのは好きです。」
「わたし 水泳が好きなんですよ~! わたしも やるよりは 見る方ですけど!」
「す 水泳!? へ~ そうなんですか。ぼ ぼくも 水泳は好きですよ。」
「わたしの甥っ子が水泳をやっているんですけど 応援してたら わたしの方が はまっちゃって! 日本選手権とか 見に行っちゃったりして・・・って わかりませんよね(笑)。 萩野くんとか わかります? すごく速くて 大好きなんです。」
「萩野くんね。。。 あ~ わかりますよ。彼 すごいですよね。今年は パンパシ?とか アジア大会が あったから 水泳も盛り上がりましたよね。」
「そう! あらいさんも アジア大会見ました? 超興奮しましたよ!」
「アジア大会は 見ましたよ。萩野くんは クロールとか? 背泳ぎとか? 色々速いですよね。。。」
「そうそう! 個人メドレーも 背泳ぎも! あらいさん クロールじゃなくて 自由形っていうんですよ! ははは~!」
「そ そうですね。。。」
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水泳好きの看護師さんなんて 初めてである。。。
過去の経験上 話がマニアックになると 相手が引いてしまうと思い 適当に答えていたのですが。。。
「あらいさん わたしね これでも 結構 水泳に詳しいんですよ。」
「へー そうなんだ~」
「 昔ね イアン・ソープっていたじゃないですか。知ってます?? オーストラリアの選手ですけど。」
「あー たしか 背が高い人だよね。」
「そう。 まあ みんな背が高いですけどね(笑)その イアン・ソープが一番すごかった時に 今の萩野くんと 対決したら どっちが速いのかな~ なんて 考えちゃって。ははは~!」
「ど どっちだろうね。 ははは。。。」
「今って 中国のソンとか 韓国のパクっていう選手が 速いんですよ。 ソープが すごかった時って どのくらい速かったのか わからないんですよね。・・・ってそんなこと聞かれても わからないですよね(笑)」
すぐに話が終わるかと思ったら 何だか長くなりそうな気配。。。
だんだん 適当に答えていられなくなり。。。
「そ そりゃね 萩野くんより ソープ選手の方が速いですよ。。。」
「そうですか~?」
「圧倒的に ソープ選手です。」
「そうかなぁ。。。」
「じゃあ 詳しい話をしますけど。。。 あのね。 400で言うと 萩野くんのベストは 今年の日本選手権でだした 3分43秒90ですけど ソープ選手は 3分40秒台ですからね。 4秒近い差がありますよ。」
「えっ!? 」
「まあ ボクも 結構 水泳は好きなんですよね。。。」
「すごい! そうなんですか。ソープって そんなに速かったんだ。。。」
「ちなみに ソープ選手は 2000年に 3分40秒59。2001年に 3分40秒17。2002年に 3分40秒08と 40秒台を3回も 出してますからね。 」
「えっ。。。 な なんか 詳しいですね。。。」
「現在 世界記録は ビーダーマン選手の 3分40秒07ですが これは 高速水着の記録です。 それでも ソープ選手と 1/100秒しか変わらないんです。孫選手も ロンドン五輪で3分40秒14を出していますが ソープ選手の方が速いです。」
「な なるほど。。。」
「200に関して言うと 萩野くんは この前のアジア大会で出した 1分45秒23がベストですよね。 ソープ選手は 1分44秒台を 2回も出しています。 2001年に1分44秒06で 2004年に1分44秒71です ・・・たしか。」
「す すごい。 ・・・ってことは 1分45秒って すごくないんですか?」
「すごいことは すごいですよ。ただ もう 1分45秒台は 世界でも 20人近くの選手が出しているし 日本でも 松田丈志選手が出しています。 1分44秒台は6人 1分43秒台も2人出してますからね。まぁこれも 高速水着の記録を入れてないので 高速水着の記録も入れたら もっと すごい人数になりますよ。」
「そ そうなんですね。。。 なんか あらいさん すっごい詳しいですね。」
「ちなみに 高速水着を除いて 1分43秒台を出したのは フランスのアニャル選手と アメリカのフェルプス選手です。 フェルプス選手は 2007年の世界選手権でしたけど この時のラップが すごいんです! 前半が51秒で 後半が52秒ですよ! 後半が52秒なんて あり得ないですよ。」
「こ 後半って。。。 なんかよくわからないけど マニアックですね。。。 えーと ・・・ってことは 萩野くんは そんなに すごくないってことですか・・・?」
「いやいや 個人メドレーは ものすごいですよ。200も400も 世界歴代 3位の記録です。200で言うと萩野くんは 今年のインカレで出した 1分55秒33がベストですよね。 世界歴代1位は ロクテ選手が2011年の世界選手権で出した 1分54秒00。2位は フェルプス選手が同じ世界選手権で出した 1分54秒16です。400で言うと 世界歴代1位は ロクテ選手が ロンドン五輪で出した4分05秒18で 2位は フェルプス選手が 2007年の 世界選手権で出した 4分06秒22です。ロクテ選手は もう400は きつそうだし フェルプス選手は 7年前の記録なので 実質 萩野くんは 世界一ですよ。」
「そ そうなんですね。。。 萩野くんは 中国の孫揚や 韓国のパクテファンに 勝っちゃったから 自由形が すごいのかと思ってた。 ・・・っていうか あらいさん 水泳 詳しすぎません?」
「まあ 水泳は 結構 好きなんだよね。。。」
その後も 水泳の話が続き。。。
なんか 久しぶりに 水泳の話をしました。。。
自信満々に タイムを言ってしまったけど 違えてたりして・・・!?
いや。。。
たぶん あっていると思う。
数字って 文字が 絵みたいに 入ってくるので そんな絵だったと思う。
数字ついでに もう一つ。。。
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入院して 突然 輸血になりました。
全く 輸血の知識がないまま 言われるがままに 輸血が 始まりました。
貧血ということは ヘモグロビンが足りないということ。
そのヘモグロビンを 輸血で増やすということ。
ここまでは わかっていたのですが。。。
「輸血をすると どのくらい ヘモグロビンが増えるのだろう??」
「適正な 輸血の量って どのくらいなんだろう??」
・・・なんて 思いながら スマホで 輸血関連のサイトを 見ていたら 献血のHPから「輸血後のヘモグロビン増加を予測する方法」を見つけました。
おー!
これは なかなか 面白い。
ややこしそうだが これを 自分に当てはめて 計算してみました。
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上昇ヘモグロビン濃度(g/dL)= 投与ヘモグロビン量(g)/循環血液量(mL)×10-2
上記の式をもとに 輸血赤血球必要単位数を算出する式を求めると 次のようになります。
輸血赤血球必要単位数(単位)=ヘモグロビン上昇期待濃度*(g/dL)×循環血液量**(L)/2.25
*:輸血により上昇させたいヘモグロビン濃度
**:赤血球M・A・P 11単位分(200mL由来)のバッグ当たりヘモグロビン量を22.5gとする
循環血液量は 患者の身長・体重から 以下の式によって 求められます。
(成人男子)BV = 0.168H3+0.050W+0.444
(成人女子)BV = 0.250H3+0.0625W-0.662
BV 循環血液量(L) H:身長(m) W:体重(kg)
これを わたしに当てはめてみます。
身長163cm 体重60kgで ヘモグロビン濃度を6.0g/dLから8.0g/dLに 上昇させるのに必要な 赤血球M・A・Pの必要単位数を求めてみると。。。
循環血液量は 上記の式によって 3.717Lとなるので 輸血赤血球必要単位数 =(8-6)(g/dL)×3.717(L)/2.25≒3.304(単位)
したがって わたしの入院した日に 必要だった輸血の量は 約3単位。
つまり 200cc×3単位 ということです。
この式を基準に 算出したのかどうか わかりませんが 実際に 入れた輸血の量は 200cc×4単位。
そうなると 計算上は ヘモグロビンが 8以上になるはず。。。
そもそも 200cc×4単位 ・・・という量が はたして 多いのか? 少ないのか? よくわからなかったので これは いい指標でした。
しかし。。。
これでいくと 確実に 8以上になるはずなのに 結果 7.8までしか上がりませんでした。。。
なんでだろう??
まあ いいや。
でも これで 輸血に ちょっと詳しくなったぞ。
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これだけ病院に関わって 思ったことですけど 患者がある程度 知識を持っていると 先生も 「こいつは 詳しいから 適当に扱えないぞ」 と思うかどうかは わかりませんが 全然 対応が 違うと思います。
知識といっても 噂で聞いた話や いい加減なものではなく 正しい知識ですけど。
具合が悪くなったら。。。
これは なんだろう? なんで具合が悪いんだろう? 病院に行こうかなぁ どうしようかなぁ・・・なんて 考えてる間に とっとと 医者に訴えた方がいいです。
入院中でも そうです。
先生や 看護師さんに 遠慮したり 待っていては ダメです。
積極的に訴えた方が いいです。
大学病院に 入院していた頃は どこかが痛いと 「痛い 痛い」 と 大騒ぎしていたら 「本当に痛い人は 声が出ませんよ」 ・・・なんて言われましたが それでも 訴えた方がいいと 思いました。
あれ?
何の話だっけ??
徒然なるままに。。。
ちょっと 元気になって 暇ってことかな。