治験 サイクル３‐１日目②

昨日は　治療でした。

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今回は　２サイクルの４３日目検査と　３サイクルの１日目の治療です。

これで　ニボルマブの投与は　７回目になります。

元々だるい上に　治療なので　だるいのなんの。

昼間は　６時間くらい寝てしまいました。。。

身体のあちこちに　痛みがあるので　痛み止めをフルで飲み　また寝る。。。

こんなに寝たのに　夜もぐっすり。。。

今朝６:００に起きましたが　まだ眠れそう！？

朝の体重測定は　６２．０ｋｇ

依然として　最軽量記録を更新中！？

ガリガリ君まっしぐら　・・・なのですが　ここガンセンターでは　これでも　「あらいさんは　立派な体格」と言われてしまう。。。

昨日から　身体が　寒くて寒くて仕方ないので　起きているときは　熱いお茶ばかり飲んでいました。

それでも寒くて　タオルケットと毛布を追加してもらいました。

熱はないのに　この悪寒は　なんだろう・・・？？

看護師さんに　「身体がとっても寒い」と言うと。。。

「そうなのよね～　昨日も今日も　お外は寒いからね。　長袖じゃないといられないから。」

「そ　そうですか。。。」

「それと　あらいさん　食べてないからね～」

「な　なるほど。。。」

気温が低い　＆　小食　・・・というだけみたいです。

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先生や　看護師さんからすると　なんてことのない話。

いや　ほとんどの患者さんも　なんてことのない話みたいですが。。。

何の話かというと　「点滴のルートを取る」という話です。

わたし　これまでに　もう　数えきれないほど　点滴のルートを取ってきました。

前腕　手の甲などに　血管が浮き出ている人は　何の問題もないのですが　わたしの場合　両腕の血管が　全く見えません。

ゴムで縛って　血管を出しても　左腕は　全く　血管の姿は現れず。。。

右腕は　かろうじて　１本だけ　血管が現れます。

全ては　この血管から　取っているのですが　やはり　同じ血管ばかりを使うと　血管が固くなってしまい　使えなくなってしまうとのこと。

そこで　別の血管から　ルートを取ろうとすると　１００％失敗します。

この失敗というのが　痛くて　痛くて　一度失敗すると　汗がびっしょりになります。。。　

これを　何年も繰り返してきているので　「ルートを取る」ことが　とってもストレスになっています。

採血は看護師さんがやってくれるのですが　基本　ルートを取るのは　「医師」です。

「ルートを取る」ことは　大したことではないようで　たいていは　研修医のような　若い先生がルートを取ります。

自信満々な先生　自信なさそうな先生　・・・いろいろ　やっていただきましたが　これは　知識や経験もあると思いますが　「センス」ですね。

数えきれないほど　ルートを取った中で　痛みも少なく　大成功したのは　数えるくらいしかありません。

え～　何を言いたいかというと。。。

わたし　ここガンセンターにきて　今回で７回　ルートを取りました。

７回とも　同じ先生が　ルートを取ってくれたのですが　この先生は　一度も失敗はなく　全て大成功。

まさに「神業」です。

３回目くらいから　あまりにお上手なので・・・

「こんなに上手に　ルートを取っていただいたのは　初めてです。　先生は　うますぎです。」

「そうですか？　上手な人は大勢いらっしゃると思いますよ。　痛く無かったらよかったです。　たまたまで
す。」

いつも　謙虚におっしゃるのですが　さすがに　７回とも大成功となると　この人はすごい！　・・・と　思えるようになりました。

この先生の針の刺し方は　まさに「武士道」です。　

姿勢を正し　呼吸を整え　何度も血管をなで　何度も狙いを定め　集中が高まった瞬間に　刺し　一気に入れる。

これまでの７回　ほぼ無痛です。

世の中　「名医」　と言われる方は　大勢　取り上げられますが　この「全くストレスなく　ルートを取る」技術は　ある意味「名医」です。

次回の治療も　Ｏ先生で　ありますように。。。