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第2ステージ③

「脳と肺に転移の疑い」 と 診断された3日後 呼吸器内科の外来に行きました。

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●9月9日

診療依頼をかけてもらった 「呼吸器内科」の受付に来ました。

「看護師が 伺いますので それまで ソファーでお待ちください。」

初診なので いろいろとはじめに問診をされるはず。

時間予約ではないので 午前中に いつ呼ばれるのかわからない。

ポケベルをもらって どこかに行っていようか・・・ なんて思っていたら 「あらいさ~ん」と呼ばれる。

直接 診察室へ行くように 案内される。

診察室には ベテランそうな 男の先生が。

「よろしく お願いします。」

「どうぞ こちらに座ってください。 先ほどから 腫瘍外来の依頼で 肺のCTを 見させてもらっています。」

「これは 何なのでしょうか?」

「これが何なのか? ・・・は 取り出して 調べないと はっきりしたことは言えません。」

「悪いものでしょうか?」

「悪いものか いいものかも 取って調べてみないとわかりません。 ただ 仮に これがガンだとすると 肺がんでないことは確かです。 肺が原発の肺がんは このような画像の出方はしないので。 また 胃がんや 肝臓がんなど 多臓器からの転移ということも考えにくいです。」

「先生から見て これは何だと思いますか?」

「やはりね・・・ 悪性黒色腫の転移だと思います。」

「そ そうですか・・・」

「いま 脳の転移と言われている MRの画像も見ているのですが 脳はかなり不鮮明なので 造影剤を入れたMRではっきりするでしょう。 もし 造影剤を入れたMRでも転移ということになったら 肺も間違いなく転移だと思うので 何らかの外科的処置が必要になると思います。」

「肺のガンは 切って取れるものなのでしょうか?」

「場所によりますね。 取りやすいところや 取りにくいところがあります。 ただ 厄介なのは 悪性黒色腫の転移だとすると 組織を刺激すると 飛び散ってしまって かえって ガンが増えてしまうのですよ。 外科的処置は 3つ方法があるのですが ダメージの少ない胸腔鏡や 内視鏡をつかった手術は難しいかと思います。 そうなると 開腹での手術ということが一番可能性が高いですね。」

「開腹で 肺を切り取るのですか・・・」

「今日 たまたま このあと 呼吸器外科の先生たちとカンファレンスがあるので あらいさんのことについて相談してみます。 脳のMRの日までに 呼吸器外科の先生の見解を知らせますので。」

「はい。。。」

「わたし 以前に 悪性黒色腫で肺に転移した患者さんを扱ったことが 何度かあるのですが あらいさんの今の大きさなら 取れると思います。 画像を追っていくと この2か月で急激の大きくなっているので 早い処置が必要だと思います。 あとは外科の先生にお願いしましょう。 呼吸器内科として できることは ここまでです。」

「はい。。。」

「すみません。 もう一度聞きますが やはり 転移ですか・・・」

「残念ですが 転移だと思います。」

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ほんの少しだけ 「転移ではない」という 答えを 期待していました。

100%転移かどうかは 組織を調べてみないとわからない。

でも 専門の先生が 「転移」と言っている以上 「転移」なのかな・・・

診察室を出ると 身体中が寒気に襲われ 血の気が引いて どっと 疲労感が。。。

転移・・・

肺を切る・・・

どうしても 自分のことだと思えず 何をどうしたらいいのか? わからなくなる。

何をしたらいいのか?

なるように なるしかないか・・・

今できることは なんだろう・・・?

何かしようと 考えることも 疲れてしまう。

考え出すと 眠れなくなる。

とにかく 今 体調を崩すと 何もできなくなるから 眠れるときに眠ろう。

いろいろ考えだした結論は 「しっかり眠る」だけでした。

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