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400m練習の理由②

30代の時に 彼らとの 衝撃的な出会いがあり 当時 わたしは ランニングも やっていて 長距離という概念が 大きく変わりました。

ちょうど そのころ 月刊誌「トライアスロンJAPAN」で 色々と 水泳の特集記事や 連載をさせていただくようになりました。

その中で ご好評をいただいたのが「スイムの1500は ランの5kmと同じ」という記事でした。

「スイムの1500」と 「ランの5km」は 全く同じとは言い切れませんが 似たような要素が多いということ。

1500mのスイムで言うと・・・ 

●15分は TOP選手。

●20分だと 一般スイマーの TOPレベル。

●25分だと トレーニングを積めば 誰でも出すことが可能なレベル。

●30分は まずは ここから・・・ というレベル。

ランの5kmも 同じような感覚かと。  

もちろん ランは 下半身が主で スイムは上半身が主。

ランは重力を受けるが スイムはほとんど重力を受けない。

色々と違いはありますが 単純に 連続的な 有酸素運動としてみると おもしろい比較ができると思ったのです。

ランを専門的にやっている方なら 分かると思いますが ランで言う5kmは とても「長距離」とは言えないくらい 短い距離です。

長距離ランナーから言わせると 「5kmなんて スプリントでしょ!」 という声も・・・

わたしの感覚だと 長距離と言えるのは せいぜい ハーフくらいから・・・

ハーフとなると 運動時間は 1~2時間。

つまり 「1500m泳ぐ」ということは 運動時間にして 20~30分間なので 「たいした 長距離ではない」 と 思ったのです。

記事は トライアスリート向けの スイム記事なので 「ランの5kmくらいだと思えば 1500mを泳ぐことは そんなに 大変なことではありませんよ~」という 水泳に対する 不安が少しでもなくなれば・・・という意図で書いたもの。

わたしの中で とんでもない 長距離スイマーの発言から始まった 「1500は 短距離論」は ランニングと共に さらに 確信を得てきたのです。

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水泳だけをしている ほとんどの方は 「1500mは長距離」だと 思っているはずです。

ランニングをやっていても 水泳を得意としていなかったら 「1500mは長距離」と 思ってしまうかもしれません。

「1500mが長距離」という考えは 大きな誤解で これは 競泳という競技のせいでもあります。

五輪から始まった 競泳競技ですが 現在 最も長い距離が 「1500m自由形」です。

この「1500m自由形」が 最も長い距離の種目となっているので 「1500mは とっても長い距離」と思ってしまうのです。

フルマラソンは 速い人で 2~3時間。

一般ランナーになると 4~5時間は 当たり前。

たかが 20~30分で終わってしまう 「1500mを泳ぐ」ことは 大した長距離ではないのです。

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ランニングにも 色々な練習方法があります。

ほとんどの人は 走り続けることが多いようで 走り続ける中で スピードを上げたり 落としたり。

一定の距離を 反復する練習もありますが ランニングでは 「1km ○分」という 感覚があって 速ければ 3~4分 一般的には 5~6分くらいな感じだと思います。

長距離を練習する上で このラン的な感覚を 水泳の長距離に あてはめてみたら 面白いかも・・・と思いました。 

最低単位を 3~6分くらいで 考えると 水泳の場合は「200m以上泳ぐ」ことになるので 長距離を練習する場合には 200m以上の単位で 反復してみたらいいのかも・・・と。

このことも TJ誌では 何度か 記事を書かせていただきました。

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ここからが 本題です・・・(やっと!?)

水泳の長距離練習は 200m以上の単位がよさそうだ・・・と思っていたころ わたしが 30代の時に驚愕した 「すごい長距離スイマーたち」の 練習を聞いたのです。

なんと 「すごい長距離スイマーたち」の みなさんが 「400m単位」の練習を 主にやっているということでした。

杉沢氏は 500mを6分で泳ぐことを 何十回もやるそうです・・・(速すぎて よく意味がわかりません!?)

望月氏も とりあえず 400mを 何本か泳がないと 調子がいいのかどうか 分からないそうで・・・

わたしの近い年代の すごい人たちでも・・・

小学校時代のスイミングの先輩 守谷さんも 800や 1500単位で 泳いでいた話を聞いたし (たしか 『1500×3 21.30』というメニューをやっていた話を聞いたような・・・)

常に精神統一をはかり もはや 僧侶のような脇坂さんも 400m単位で練習をしていると聞いたし (400を5分サークルで泳ぐことがあるとか・・・)

やはり・・・

長距離の練習は 400だな・・・

ずいぶんと 話が長くなってしまいましたが わたしが 400m単位の練習を 多くやっているのは このような理由からです。

スピードを上げる練習をするなら もっと 短い単位の練習がいいと思いますが ここちよく泳ぐなら 最低400m単位が いいような。

400mに慣れてくると 100mや 200mで止まることが 面倒になってきます。

400m単位の練習をしていたら 不思議と 1500mが 長く感じなくなってきました。

以前は 400mがいいなあと思いながらも 400mを反復することが とってもきつく思えて 続けられませんでした。

しか~し! 

昨年から 突然かみ合い始めた 今の泳ぎのおかげで 400m単位の練習が とっても楽チンに泳げるようになったのです。

今では 最低でも 400mを 5本以上は 泳ごうと思っていて 時間にして 30分くらいですが あっという間に感じます。

一人で泳ぐには 最高にいい練習だなぁ・・・ と思うようになったのですが 一つ問題が・・・

400m単位で 泳げるプールが なかなか ないのです。

ターンが禁止だったり 一方通行だったり 追い越し禁止だったりすると いったん止まらなければいけない時がある。

人が多いと 追いついて 立ち止まったりして 400m続けて泳げなくなる。

人が少なくても 400mを 一定のスピードのまま 泳ぎ続けられる環境は なかなか ないのです・・・

そこで メニューも大事ですが まずは どこで泳ぐか。

昨年から どこのプールの どの曜日の どの時間帯が すいている ・・・という調査を開始。

400m練習の 最適なプールは ないかしら・・・?

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コメント

水泳とラン(メインは水泳)をやっています。
個人的な感覚だと、水泳の20分がランの15分かと思います。
メインでやっていないランでも15分は出せるけど、メインの水泳で15分は出せないです。

投稿: KJ | 2016年9月 5日 (月) 17時37分

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