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盛岡の検証

これだけ 更新がないってことは・・・

ついにね・・・ 

かわいそうね・・・

まだ 若いのに・・・

あ あのう・・・

わたしは ちゃんと 生きておりますので!?

病院の話がたくさんあるのですが 元気になりましたので ちょっと 水泳の話を。

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わたしの水泳ことなので どうでもいい話なのですが。 

練習不十分 気力も不十分の盛岡で まさかの ベストが出ました。

なぜ ベストが出たのか?

どうでもいい 検証を してみたいと思います。

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盛岡のロッカーの更衣室で レース前後に 色々な方たちと お話をしました。

「速く泳げた ・・・くらいなら分かるけど いま ベストが出るって どういうこと!?」

お話の内容は ありがたいことに わたしが速くなった理由について。

はじめは 水着の話。

高速水着の時代が終わってから 果たして 水着は どのくらい 速く泳ぐ効果があるのか?

素材は 水を通すことがルールとなった今となっては 水着は関係ないという意見がほとんどでした。

しかし わたしが なぜか 速くなっているということで 「わたしの水着は 速く泳げるのではないか?」 という話に。

わたしが このところ着用しているのは 「ARENA」の アクアフォース∞。

たぶん ロンドン五輪では SPEEDOより多かったと思いますので 今年 最もメジャーな水着のはず。

たいした効果はないと思いますが 他の水着よりはいいのかも。

次は 手術の話。

手術をしたところの いまの状態を 皆さんで観察しました。

ガンとその周辺を えぐるように取り除いたので 手術をした 左足の付け根付近は いまも ライオンにかじり取られたような感じです。

皮膚を移植したところは かなりキレイになってきました。

どこを どう手術をして その後どうなって 今どうなのか。

手術したところは きちんとふさがっているので問題ないとして その後の機能で 一番大きいのは 麻痺です。

左足の大腿部は さわっても たたいても つねっても かみついても やけどしても 全く感覚がありません。

話の最中に 本当に 噛みつこうとした人がいましたが・・・!?

そして 動きが鈍いこと。  

足を どの方向に動かすのも 非常に鈍いです。

厄介なのは 動かすと 足全体が パンパンに 腫れてしまうこと。

何度か 強烈に腫れた経験があるので やはり 怖くて動かせないというのもあります。

手術以降 クロールに関して言うと 右足はキックを打っていますが 左足は ほとんど動かしていないという感じです。

「そうかあ じゃあ 手術をしたから速くなったということはなさそうだね。」ということで 決着。

次は 入院の話。

手術をしてから 9回入院をしました。

1回の入院は3~4週間。

泳ぐということに関して言うと 入院中は泳ぐことはできませんし 手術後は 傷がふさがるまでは 泳げませんし 抗がん剤の治療後は 無謀にも 大会に出たりしてしまいましたが あとから出てくる副作用で しばらくはグッタリ。

私なりに よかったと思えたことは 泳ぎを考える時間がたくさんできたこと。

動きを 足し算したり 引き算したりしながら どうしたら 効率がいいのかを 徹底的に考えられたこと。

元気だと 泳ぎたければ 泳いでしまいますが 泳ぎたくても泳げない状況が続くと 泳げた時の感動は大変なもので 無駄に? 泳ぐことがなくなったこと。 

あとは 身体が休めたこと。

まあ 「休む」というレベルを超えて 薬のダメージで 完全に衰弱してしまいましたが。

じっと 話を聞いていた皆さんでしたが 結局のところ・・・ 

「入院したから 速くなった ということはないよね・・・」と決着。

次は 年齢。

確実に年をとっているわけだから 40代よりも 30代のころの方が 体力があることは 間違いない。

「やっぱり 43歳になったから 速くなったんだね! ・・・なんてことはないだろう」と決着。

結局 身体 体力的に よくなったことは 何一つない。

たしかに 気持ちは 大きいかもしれない。

入退院を繰り返していた時は 「次は いつ泳げるか 分からない」と いつも思っていたし。

今まで感じることのなかった 泳げるということを 幸せに感じられたし。 

そもそも 「もう 速く泳ぐことは 望めないから タイムはどうでもいいや」と思うようになっていたし。

体力も極端に落ちている。 

足は動かない。

できないことは やらないで できることの中で 少しでも効率よく進むように 動きを考えて 泳いでいたら 以前より速く泳げるようになってしまっただけのことで。

そんなこんなで 色々な人たちと 色々と検証をしながら 話していたのですが やはり 結論は 「泳ぎの効率がよくなった」という一言に尽きるということになりました。

そうなると 「じゃあ どうやって泳いでるの?」という話に。

それはですね・・・

元気に 泳がないことです。

元気だと 元気に動いてしまうけど 元気じゃなかったら 元気に動けないのです。

元気に泳げないと たくさんの発見があるのです。

はじめは 元気な時を知っているだけに 元気でない時は 元気な時との落差に 愕然とします。

元気ではないので 元気に動けない。

入院中 絶対安静の時など 全くの寝たきりで 移動も車イスです。

長期間の入院直後など 浮くことがやっとです。

全く身体を動かしていなかったので 陸上では 10mくらい歩いただけでも 息が切れてしまいます。

そんな状況の中 水の中で 手足を動かすことは だいじょうぶなのだろうか・・・と 不安になります。

浮いてみて 浮けたことに感動。

一かきかいてみて 進んだことに感動。

今度は もっと ゆっくり押してみよう。

今度は もっと ゆっくり・・・

ものすごく ゆっくりかいても 意外と進むことに感動。

強く押したときと 少し力を緩めて押した時と くらべてみると 移動する距離は たいして変わらない。

今度は 身体が沈みかけた時に 押してみると 全然進まない。

ほんのちょっと 身体が沈みかけただけで 全く進まなくなる。

水泳が面白いのは ラクール選手のように 2mを軽く超える選手に 入江選手のような ガリガリくんが 勝ててしまうことです。

身体を鍛えて 死ぬほど筋力をつけるのも 泳力をのばす一つの方法ですが 極限に邪魔を減らして 少ない力で泳ぐ中で 速く泳ごうと工夫することも大事だと思います。

がんばって 28秒で泳ぐのではなく がんばらないで 30秒で泳げることを目指すのです。

「じゃあ どうやって 泳げばいいの?」という話に。

浮きっぱなしの状況を作るんです。

そして 動きを途切れさせないことです。

がんばらないことです。

元気いっぱいに 泳がないことです。

ポイントポイントで 優先順位をつけるのです。

例えば 大きく泳ぐことを目指す時 ひとかきを大きくすることで 姿勢が崩れてしまったら それは マイナス要素の方が大きくなります。

姿勢の方が 優先順位が上と考え 姿勢が崩れない中での 大きな動きを考えるのです。

泳ぎながら 絶えず 自分の動きを気にするのです。

姿勢 動き リズム タイミング たくさんたくさん 考えながら泳ぐのです。

疲れを感じたり 違和感を感じたら 即 やめるのです。

そんなことをしていたら 以前より 速くなってしまいました。

以前は 速く泳ごうと 一生懸命 疲れても 疲れても がんばっていました。

今は 全く逆のことをしているのに 以前より速く泳ぐことができているのです。

水泳って 面白いですね。

ちょっとのつもりが!? またしても 長くなってしまった・・・

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