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スターター論⑥

そうかあ・・・

わたしの 『よ~い』の声は 大きいのか・・・

次は もうちょっと 小さい声で行ってみよう。

コース紹介が終わり ピストルにコードをさす。

審判長が笛を鳴らし 選手が スタート台に上がる。

審判長が 腕を大きく横に出す。

計時の人が こっちを向き スタートの瞬間が来た。

ピストルの腕を高く上げ・・・

小さい声で・・・

「よ~い・・・ピッ!」

選手が 一斉にスタート!

あ~ 今回も 問題なさそうだ・・・

スタート席に戻ると・・・

「あらいさん なかなかいいよ!」

「ホントですか! ありがとうございます。」

「スタートのタイミングは ばっちりだね。」

「ありがとうございます。」

「タイミングはいいんだけど 『用意』の言い方はね もっと 自然に言えるといいんだよね。」

「自然に・・・!?」

「そう。 あらいさんの 『用意』はね 言い方が強くて 威圧的な感じに聞こえるんだよね。」

「威圧的ですか・・・」

「そう。 選手は みんな 緊張しているでしょ。 そこで 威圧的な言い方をしたら 気の弱い人は 萎縮しちゃって かえって緊張させてしまうんだよ。」

「なるほど・・・」

「もっとね やさしい言い方がいいよ。 ほら 次が始まるよ・・・」

「はい。 行ってきます。」

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