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樹状細胞療法③

この写真は わたしのガン細胞です。

上の写真は 染色したもの。

下の写真は 染色していないもの。

ガラスのテーブルで撮ったので 下に置いてある本20110921_124309_2


まで写ってしまいました。

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白血球の血液型(HLA)が分かったところで 次に「MHC検査」を行いました。

「MHC検査」とは 取り出したガン組織から 「私がガンですよ~」と信号を出しているのを見つける検査です。

その信号が目印となって その目印だけを攻撃するための情報を 樹状細胞に覚えさせるのが 樹状細胞療法です。

ガンの手術をした病院で ガンの組織を保存していました。

そのガン組織を 病院からお借りして こちらのクリニックに持っていき 「MHC検査」を行いました。20110921_124425_2

初めて見る 自分のガン細胞。

染色しているものと 染色していないものがあって どちらも持って行きました。

樹状細胞療法は 3つの方法があって わたしは「②ペプチド感作樹状細胞ワクチン療法」を行うことになりました。

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3つの樹状細胞療法

①自己がん細胞感作樹状細胞ワクチン療法

これは 樹状細胞に 手術で取り出したガン細胞を調製したもの(ライセート)を取り込ませ それを再び体内に戻す方法です。

この療法の対象となるのは 保存する前の自己がん組織が入手できること。

そして がん細胞にMHCクラスⅠ(「自分はがんです」という目印を出す分子)が強く発現していること。

②ペプチド感作樹状細胞ワクチン療法

樹状細胞に 人工的に合成した抗原(抗原ペプチド)を反応させ 体内に戻す治療法です。

対象となるのは 手術ができないなどで 自己がんの入手ができない患者さんです。 

また この治療法でも がん細胞が目印を出すために必要な MHCクラスⅠが強く発現していることが条件となります。

抗原ペプチドを利用するには 患者さんの白血球の型(HLA)に応じたものがあるかどうかも調べる必要があります。

HLAの合う抗原ペプチドがない場合は 治療の対象外となります。

③腫瘍内局注樹状細胞ワクチン療法

がんの病巣へ 培養した樹状細胞を直接注入し 病巣でがん細胞を取り込ませる治療法です。

対象は 腫瘍局所に樹状細胞の注入が可能な場合となります。

 

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