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2011年12月

泳ぎおさめ

さいよいよ 今年も あとわずか。

思い起こせば 去年の今ごろは 病院にいたなぁ・・・

病院で年を越すなんて。

それを思えば 病院にいないだけいいか。

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火曜日は 泳ぎ納めの日でした。

最後の50mを 三本締め。

その日の夜は 忘年会。

テーマは「ファー」。

皆さんファーに身を包み 盛り上がりました。

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翌 水曜日。

朝早く家を出て 向かった先は 漢方の病院。

午後に家に戻り そこから先は 冬眠状態で 現在に至る・・・

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12月に入って プールに復帰し 前半は 泳いだりもしましたが 後半になって 足の痛みや 体調不良が重なり プールに入ることなく 年を越すことになりました。

いつが泳ぎ納めなんだろうか?

来年は 泳げるだろうか??

最後の講習会もプールに入ることはできなかったし 泳ぎ納めの日も 忘年会でも 股関節が痛くて 座っていると痛むので 最後まで立っていました。

不都合だらけですが いつか 思いっきり動ける日が来るだろうと 期待して。

今年の一月 ちょうど一年くらい前に 絶望的な話をされ それから一年 生きてこれたのだから それだけでも いい一年だったのだと思います。

来年の今ごろも 元気でいられるといいなあ。

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謎の足痛

先週末から 嫌~な 足の痛みがありました。

嫌~な・・・ というのは 感染の時の痛みに似ているからです。

特に痛みが強いのは 膝から下の すねの内側 リンパが通っているところ。

リンパが腫れる痛みなので これがさらに強くなると 熱が出てきます。

むくんだ時とは あきらかに違う この嫌~な痛み。

火曜日の午前中に 痛みがかなり強くなったので すぐに病院に。

検査の結果 感染ではないことが判明で とりあえず 安心しました。

しかし 痛み止めを飲まないといられない感じなので これはいったい何なんだろう?? という感じです。

 

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蜂窩織炎

免疫療法のお話の途中ですが 昨日 久しぶりに 「リンパの病院」に行きました。

そこでの診察で 説明されたのが 蜂窩織炎(ほうかしきえん)について。

またまた 新しい言葉を覚えました。

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わたしの左足は 大きく3つの症状があります。

①動きにくいという 整形外科的な症状

 → これは整形外科とリハビリ科で 定期的に診てもらっています。

②感覚がないというマヒの症状

 → これは整形外科と 皮膚科で 定期的に診てもらっています。

③リンパ浮腫による 足の腫れとむくみ

 → これは リンパの病院で 定期的に診てもらっています。

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リンパ浮腫については 一生このままなので すべて自己管理ということになります。

定期的に このリンパの病院に行き 診てもらったり リンパドレナージュをやったり 弾性ストッキングを新しいものに変えたりしています。

昨日の診察では 抗がん剤後の感染が多いことから 「蜂窩織炎」の話をしてくれました。

「しかし あらいさんは 感染が多いですね。 蜂窩織炎の話は してませんでしたっけ?」

「はい。 初めて聞く言葉です。」

「そういう感染を 蜂窩織炎というのです。」

「ほうかしきえん?? 病院では 丹毒と言われたことはありますが。」

「同じようなものですね。 丹毒より深いところの感染です。 血液が動脈を通り全身に。さらに毛細血管を通って 全身の細部にいきわたりますね。 そして今度は 静脈とリンパを通って 水分とたんぱくが戻ってくるわけですが あらいさんの場合は 左足のたんぱくが戻る道路が 途切れちゃっているので 滞って 水分とたんぱくの池ができちゃっているわけですよ。これがいわゆる 「むくみ」ということなんですけどね。 そこに「菌」が入ってきた場合 そのたまっている池が 絶好の「菌の繁殖場」になってしまうのです。ですから リンパ浮腫の状態で菌が入ると 感染しやすいのです。 それに加えて 免疫力が落ちていますから なおさら 感染しやすいということです。」

「そ そうなんですか・・・」

「感染すると 一気に 菌にやられて 皮膚が真っ赤になって 真っ赤を通り越して 黒っぽくなります。 こんな色ですよね。」

「そうそう。 こんな色になります!」

「感染すると 一気に熱が上がって 一気に状態が悪くなります。 そして うまく抗生剤が効いてくれると ゆっくりと回復をしていきます。」

「はい。 そうですね。」

「リンパ浮腫で 感染した場合は 3つの方法をとることです。 一つ目は できるだけ早い段階で抗生剤を使うこと。 抗生剤は短期間で一気に使うことです。 そして 冷やすこと。 さらに 利尿剤を使うことです。」

「ボクの場合は 毎回入院していたので 病院で すぐに抗生剤を出してもらいまいたし 冷やしてもいましたけど 利尿剤は出なかったなぁ・・・」

「むくみがひどい場合は 利尿剤もあった方がいいと思います。」

「そうなのかぁ・・・ 免疫力が低いだけじゃなくて リンパ浮腫でも感染しやすいのかぁ・・・ この前 病院で 糖尿病も感染しやすいと聞いたのですが・・・」

「あらいさん 糖尿病なのですか?」

「そうなんです・・・ 薬の副作用だと思うのですが ステロイドを使ってから 血糖値が下がらなくて・・・ 空腹時の血糖が150を超えたら インスリンも打っていますし・・・」

「A1Cは どのくらい?」

「6.5くらいですかね」

「そうでしたか。 糖尿も 感染しやすいことは間違いありませんね。」

最後に ストッキングのはき方の指導が。

「このはき方 全然ダメですね。」

「え~!? ダメですか?」

「これじゃ リンパが滞ってしまいます。」

う~ん またいいことを聞いたぞ・・・

むくみを取ることが 感染予防になるのかぁ・・・

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アルファ・ベータ T細胞療法

ようやく 免疫療法の詳しい説明が できるぞ~!

今回は 免疫療法の一つ目「活性化自己リンパ球療法」の説明を できるだけわかりやすく説明します。

またしても ちょっと長いですが・・・(またか!?)

最後まで 眠らずに!? 読んでください。

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活性化自己リンパ球療法

活性化自己リンパ球療法とは がんに対する 攻撃力がもっとも強い細胞の Tリンパ球を活性化 増殖させ 体内に戻す治療法です。

いくつかある リンパ球法の治療の中で わたしが行なっている治療は 「アルファ・ベータT細胞療法(αβT細胞療法)」です。

αβT細胞は がんも含めた異常な細胞全般に対して攻撃する免疫細胞です。

αβT細胞療法は 免疫細胞の働きを 総合的に高める効果があります。

この療法は 早期がんから 進行したケースまで 幅広く適用されますが 特に近年では 抗がん剤と併用することで 患者の体力や体調を良い状態で維持し がんと闘う力を高める目的や 手術後の再発予防を目的とした使い方で より効果を発揮しやすいと考えられています。

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え~ では・・・

この「αβT細胞療法」というのは どのようなことをするのか 専門家の方の説明↓でいくと・・・

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採血した末梢血に 抗CD3抗体を固定する。

CD3分子は T細胞表面で抗原を認識する T細胞受容体(TCR)に結合して TCR複合体を形成する分子で T細胞を抗CD3抗体で刺激するとT細胞が あたかも抗原刺激を受けたかのような影響を受けます。

また IL-2は T細胞やNK細胞が発現する IL-2レセプターに結合し 刺激を与えて増殖や活性化を促します。

これらの作用を利用し 体外で傷害活性を高めた細胞群を 大量に誘導して体内に戻すのが αβT細胞療法です。

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・・・?? 

いったい 何のことやら・・・?? 

「ちょっとさ ↑この説明じゃ わかりにくいんじゃないの? もっと分かりやすく説明するよ!」

・・・と もう一人の専門家が 説明↓を してくれました。

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抗CD3抗体と IL-2を用いて T細胞の全体を刺激し 活性化して得られる 細胞群の抗腫瘍活性を利用するのが アルファ・ベータT細胞療法(αβT細胞療法)です。

抗CD3抗体を用いることによって T細胞を大幅に増殖させることができるため 活性化自己リンパ球療法の中で最も頻用されています。

得られる細胞群は 加工細胞の解析データで示すように 90%以上がCD3陽性のT細胞であり CD4陽性T細胞と CD8T陽性細胞の比は 1:2程度であることが分かっています。

NK細胞も数%に含まれており またγδT細胞も含まれています。

αβTCRを有するT細胞が αβT細胞療法における 細胞傷害活性の中心であり CD4陽性T細胞や NK細胞は IL-2や IFN-γを産生して その作用を助けているといえます。

αβT細胞療法で得られる細胞群により in vitroで強い細胞傷害を示し 臨床効果についても 部分的には既に効果のエビデンスが示されています。

αβT-LAK細胞のがん細胞傷害機構については 抗CD3抗体 IL-2による活性化刺激により、CD8陽性T細胞にNKG2D受容体の発現 および 機能的なup-regulationが起こり NK細胞やγδT細胞と同様の機構で 腫瘍細胞のMICA/Bを認識して MHC非拘束的に腫瘍細胞株を殺傷することが分かってきました。

従来 T細胞はTCRによって 抗原特異的に相手の細胞と結合して 抗原特異的な細胞傷害活性を示すものと考えられてきましたが それに加えて このような抗原非特異的な がん細胞傷害活性を持つ機構が 明らかにされてきており αβT細胞療法はこれを利用したものです。

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・・・?????

もっともっと 分からなくなってきたぞ~~??

これでは 読んでいる人が寝てしまう!?

「具体的な説明をしなきゃ! わたしが説明してみましょう!」 

もう一人の専門家が 具体的な説明をしてくれました↓

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具体的には 採血した末梢血を「単核球」と「血漿」に分離させます。

培養器の底に 抗CD3抗体を固定させておいた 培養フラスコを使って  IL-2を含んだ培地に 分離した単核球と自己血漿を加えて 炭酸ガス培養器中で培養を行います。

培地量を段階的に増やしながら 1週間程度培養した後 フラスコからバッグに移行し 最終的には 2.4リットルまで 増やします。

培養後 IL-2や培地成分を取り除くために 細胞を洗浄し 少量のアルブミンを含む 生理食塩水に浮かせて 点滴で投与します。

通常 得られた細胞のほとんどは T細胞が占め その他としてはNK細胞が 一部存在します。

このような方法で 数十億個の活性化された細胞が得られます。

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う~ん・・・

だいぶ 分かりやすくなっては きたけど・・・

やっぱり もっともっと 分かりやすく わたしが説明しましょう!

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キレイな個室に入ります。

眠気を誘う クラッシックなBGMが 静かに流れています。

ベッドに横になります。 

看護師さんが 腕から たくさん血をとります。

そのとった血の中の 白血球の中の リンパ球を取り出して いろいろな抗体を使って 増やします。

増やす期間は 2週間です。

2週間たつと 約1000倍くらい リンパ球が増えます。

それから 2週間後。。。

キレイな個室に入ります。

ベッドに横になります。 

眠気を誘う クラッシックなBGMが 静かに流れています。

看護師さんが 腕に点滴のルートをとります。

リンパ球を増やした血液を 点滴で 身体に戻します。

点滴が終わると しばらく 生食を点滴で入れて 体温と血圧を測って 終了です。

これが 「活性化自己リンパ球法」です。

わたしの行なっているのは 「活性化自己リンパ球法」の中の 「アルファ・ベータT細胞療法」です。

リンパ球の中の 主に「αβT細胞」を増やすので 「アルファ・ベータT細胞療法」と呼ばれています。

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ガン細胞

先日 免疫療法に行ってきました。

だいぶ 治療が進んできました。

明らかに はじめた当初と 変化が現れてきました。

すぐに報告をしたいのですが おさえておかないといけないことが たくさんあるので 順を追って説明していきます。

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わたし 書いたものを あまり読み返しません。

書きっぱなしという感じです・・・

先日 久々に このブログを読み返してみました。

読んだのは1ヶ月分くらいでしたが 自分の文章を読んだ感想は・・・

「な 長い・・・」

わたしが 赤の他人として このブログを読んだとしたら・・・

「あらいさん よくわかるのですが とにかく 長いですよねぇ・・・」

わたし 「とっても おしゃべりですね」と よく言われます。

しかし メールの返事などは いたってシンプルで 文は短く簡潔に! というつもりでいたのですが・・・

このブログを 一気に読もうと思ったら エネルギーがいるかも・・・

そんなわけで ちょっとでも 読みやすくなるように 今回は お子さまチックに説明してみます。

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自分が勉強した事って 人に説明して はじめて 自分のものになるような気がするので よくお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが 私なりに分かりやすく説明してみます。

先日の記事で 免疫のことが分かったところで 今度は がん細胞のことについて 説明してみます。

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●がん細胞って なぁ~に??
(わかりやすくQ&A方式で)

Q そもそも ガンって なんなのぉ~??

A ガンはね 外から入ってきたものではなくて もともと 自分自身の持っている細胞なのよ~ はじめは正しく働いていた細胞が 何かの原因で 正しく働かなくなっちゃって それが ガン細胞になるのよ~

Q じゃあ わたしたちの身体にも ガンは いるってこと??

A そうだね。 健康な人でも  1日に数千個も がん細胞が生まれているんだって。 ただ普通は ガン細胞が生まれると 免疫(めんえき)っていう 身体を守ってくれる兵隊さんが すぐにやっつけてくれるから ガンとして現れないんだよ。

Q じゃあ なんで ガンになる人と ならない人がいるの?

A 一番分かりやすいのは ガン細胞が増えすぎて 免疫ではやっつけきれなくなった時だよね。 味方の数より 敵の数の方が多ければ 負けちゃうよね。 

Q どうして ガンが増えちゃうの?

A 正しい細胞はね 決まった数で分裂して増えたり 決まった数で死んでしまったりするんだけど がん細胞になると 決まりを無視して 一気に増えつづけてしまうのよ。 1cmのがんに 10億個のがん細胞があると言われてるんだよ。

Q 増えたガンを やっつける方法はないの?

A 悪いヤツが身体に入ると 免疫は 兵隊さんを増やすことができるから 外からやってきた菌やウイルスは たいてい守ることができるんだけど ガン細胞は 増えることのほかに とっても厄介なことがあるんだよ。 

Q やっかいなことって なぁに?

A 正しくなくなった細胞(がん細胞)の中には たちの悪いやつがいてね 免疫の攻撃を止めたり 攻撃されないように身をかくしたり 正しい細胞になりすます なんてやつもいるのよ。 そして 一番厄介なところは 外からやってきた敵ではないから 外からの敵と 自分の身体からできている敵の区別がしにくいってことなんだよ。

Q ふ~ん そうなんだ。 とっても よくわかったけど なんで 正しい細胞が 正しくなくなっちゃうのかな?

A それはね ハッキリとしたことは分かっていないんだよね。 免疫が弱くなった時とか 遺伝とか ストレスとか 食生活の変化とか 色々と原因は言われているけど 結局 そういった いろいろな要素が集まると ガンとして現れるんじゃないかな~って思うよ。

「ありがとうございました! なんか いっぺんにガンに詳しくなっちゃったみたい!」

「ははは~  それは よかった! よかった!」

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続 インフォームド・コンセント

診察室に入ると・・・

大きなソファが2つ。

ここは 診察室ではなく 応接室でした。

看護師さんと向かいあわせになって これまでの経緯を聞かれました。

告知を受けた時から 些細なことまで 事細かに聞かれ 思い出しながら話をする。

もう 忘れかけていたことが よみがえってくる。

告知をされたこと。 

ガンということが信じられず セカンドオピニオンに行ったこと。

手術をしたこと。

抗がん剤が始まった事。

感染をしたこと。

インターフェロンの注射を 600発打ったこと。

点滴の針を入れたまま 腕立て伏せをして 血管で針が折れたこと。

1日1個の抗生剤を 毎食後飲んで 激しく下痢をしたこと。

ステロイドが原因で 糖尿病になったこと。

じっくりゆっくり 丁寧に お話をしました。

ひと通り 話が終わると・・・

「では またお呼びいたしますので ロビーでお待ちください。」

ロビーに戻り 再びティータイム。

しばらくして 看護師さんに呼ばれ いよいよ 診察室へ。

廊下を歩き 素敵な扉の前で止まると・・・

「今日は こちらの診察室で 医師は○○先生になります。」

「はい。」

扉を開けると・・・

「ここは どこのホテルのラウンジかしら?」

室内は 明るく光が射しこみ 落ち着いた雰囲気。

大きな机にパソコンがあり 先生がすわっている。

先生は白衣ではなく おしゃれな普段着という感じ。

もう一つ 大きな机に 看護師さんが座っていて たくさんの書類を持っている。

わたしはソファに腰を下ろす。

「どう見ても ここは 病院とは思えないなぁ・・・」

先生は パソコンを見ている。

おそらく これまでの経過を 読んでいる様子。

その間 看護師さんが ここでの説明をしてくれる。

「いまから先生と お話いただいて 分からないことなど なんでも聞いてくださいね。」

しばらくして 先生がこちらを向いて・・・

「こんにちは。 わたしは医師の○○と申します。」

「はじめまして あらいと申します。」

「いま 色々と これまでの事を読ませていただきました。 これまで 大変な日々を過ごされましたね。 お疲れさまでした。 本当に よく頑張りましたね。」

「はい・・・」

緊張が解けたのか こんな事を言われると思っていなかったのか 「よく頑張りましたね」の一言で 一気に涙があふれてきました。

「この抗がん剤は たいへんつらいお薬なので 2~3クールで 続けられなくなってしまう方も多いのです。 それを6クールもされたなんて よく頑張りましたね。 とっても辛かったことと思います。」

「はい・・・」

「吐き気止めのステロイドで 糖尿病になってしまったようですね。 5クール目と6クール目は 吐き気止めを使わないで 抗がん剤をされたなんて 信じられないです。 」

先生は ゆっくりとした口調で 言葉づかいもとっても丁寧。

なんとなく 安心できる雰囲気がありました。

何か一言でも話をすると 横にいる看護師さんが メモを取る。

「これから これまでお伺いしたことと 同じことを お伺いするかもしれませんが もう少し お話を聞かせてください。」 

この先生は ガン研の先生で 日頃からガンの患者さんばかりを診ている先生。

免疫療法のいいところを ゆっくり説明してくれました。

副作用が少ないこと。

抗がん剤と併用できることなど・・・

次に 免疫療法は いいことばかりではないという話を。

費用がかかるということ。

抗がん剤ほど 強く効くわけではないということ。

樹状細胞は 抗体が合わないと できないということ。

人によって リンパ球が増えないこともあるということ。

そして 免疫のお話から始まり どのような治療をするのかという 詳しいお話になりました。

あらかじめ 読んではいたので すこしだけ知識はありましたが お話を聞くと とっても良く分かりました。

ここで主におこなっている免疫療法は 「樹状細胞ワクチン療法」と 「活性化自己リンパ球療法」です。

樹状細胞ワクチン療法は下記の3つの治療方法があります。
・自己がん細胞感作樹状細胞ワクチン療法
・ペプチド感作樹状細胞ワクチン療法
・腫瘍内局注樹状細胞ワクチン療法

活性化自己リンパ球療法は 下記の3つの治療方法があります。
・アルファ・ベータT細胞療法
・ガンマ・デルタT細胞療法
・CTL療法

わたしの今の現状から 最も有効な治療は 下記の二つということになりました。
・ペプチド感作樹状細胞ワクチン療法
・アルファ・ベータT細胞療法

※この二つの治療の詳細はまた説明します

わたしの場合は この二つの治療をやれることが 最も望ましいことです。

リンパ球法の「アルファ・ベータT細胞療法」は 問題なく できそうな感じでしたが 「樹状細胞ワクチン療法」は これからガン細胞を調べて やれるかどうかまだわからないということ。

そして 最大の問題は費用です。

この両方をやるとなると 最低クールで 300万円以上 かかってしまいます。

もう1クール やりたいとなると 600万円以上・・・

これも 培養など すべてが順調にいったとしての金額なので 仮に リンパ球が増えなかったとか ガン細胞の分子が発現しなかった・・・ なんてことになったら また一からやり直しとなってしまいます。

ひととおり すべてのお話が終わり 「おうちに帰って どうするか決めてください。」ということになりました。

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インフォームド・コンセント

ようやく 免疫療法の話を 始められそうなので 免疫療法を 一から説明していきます。

話は 7月に戻ります・・・

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7月に予定外の感染での入院をしました。

意識が戻り 車イスで移動ができるようになったので 以前から興味のあった 「免疫療法のクリニック」に 電話で問い合わせをしてみました。

問い合わせした内容は 下記の点について。

・免疫療法に興味があること

・まず何をしたらいいのか

電話の応対は それはそれは 丁寧でした。

クリニックに来る前に クリアにしてほしいことがあるとこのと。

それは下記の点についてでした。

・免疫療法は かかっている病院の先生の理解がないといけないとのこと。

・主治医の先生の紹介状が必要。

・これまでの 検査結果のすべての提示。

・取り除いた ガン細胞の提示。

これらが クリアになったら クリニックに相談に来てほしいとのこと。

さっそく 回診に来た先生に話をしてみました。

「あのう 免疫療法に興味があって 一度 話を聞きにいこうと思ったんのですが・・・」

「免疫療法を始めたいの?」

「はい。 免疫療法って どうなんでしょう?」

「わたしは いいと思いますよ。 副作用も少ないみたいだし。 費用が大変だけどね。 どこの病院に行きたいの?」

「瀬田クリニック というところなんです・・・」

「あ~ 瀬田の先生は よく知ってますよ。 じゃあ 紹介状書きますね。 あと 検査結果とか 腫瘍の検体とか 提出するものも そろえておきますね。」

瀬田クリニックで聞いていたような ややこしいことはなく あっさり 話が進みました。

退院し しばらくは 安静にということだったので 外出せずに じっとしておりました。

その後 通院の時に 紹介状や 検査結果や ガン細胞なども受け取りました。

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8月のある日 飯田橋にある「瀬田クリニック」に行きました。

クリニック専用エレベーターに乗り エレベーターを降りると そのフロアすべてが クリニックになっていました。20110818_115201

受付に行くと そこは まるで 高級ホテルのラウンジのような雰囲気・・・!?

「うわ~ すごいな~  ここは 病院なの??」

お水 お紅茶 など 飲み放題・・・

お茶菓子のクッキーや ラスクなども ご自由に・・・

新聞 雑誌 色々な書籍も ご自由に・・・

静かなクラッシックが流れ・・・

座った途端に寝てしまいそうな 豪華なソファー・・・

受付の方の対応も とってもお上品。

「遠いところ わざわざお越しいただきまして ありがとうございます。 お疲れではありませんか?」

「お お疲れではないです・・・」

「お紅茶 お持ちしましょうか?」

「じゃ じゃあ お紅茶ください・・・」

この日の目的は 「インフォームドコンセント」

治療をはじめるにあたって 納得がいくまで説明をしてくれる。

トコトン話を聞いたうえで 「治療をやるかどうか もう一度考えてくださいね」という流れになっている。

ご丁寧な ご案内で 診察室に入りました。

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免疫

免疫療法について

色々と お勉強をしたので できるだけわかりやすく 説明しようと思います。

まずは 免疫について。

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世の中には 細菌やウイルスが 山のように 存在しています。

その細菌やウイルスは 傷口から侵入したり もっと 極日常の 食事をしたり 呼吸をするだけでも 体内に入ってきます。

これらの病原体から 身体を守るシステムのことを 免疫といいます。

身体を守るため 免疫の役割を果たしている 免疫細胞は 白血球です。

白血球には 色々な細胞があり 悪いやつを見つける者 悪いやつの情報を伝える者 悪いやつの弱点を見つける者 悪いやつに攻撃の指令を出す者 悪いやつに攻撃を行う者 攻撃の後方支援を行う者 など 様々な役割分担をしています。

その役割を密接に連携して 免疫システムとなって 身体を守っています。


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血液には 白血球や 赤血球や 血小板などの成分が含まれています。

白血球や 赤血球や 血小板などは 「骨髄」でつくられます。

これらの 血球を総じて「多能性造血幹細胞」と言います。

「多能性造血幹細胞」は 「リンパ球系幹細胞」と 「骨髄系幹細胞」の 二つの幹細胞から成り立っています。

「リンパ球系幹細胞」は 「リンパ球系」と呼ばれ 「T細胞」「NK細胞」「NKT細胞」「B細胞」の 4つの細胞から成り立っています。

「骨髄系幹細胞」は 「単球系」「顆粒球系」「赤血球系」「巨核球系」 に分類されます。

「単球系」は 「樹状細胞」「マクロファージ」の 2つの細胞から成り立っています。

「顆粒球系」は 「好中球」「好塩基球」「好酸球」の3つから成り立っています。

「赤血球系」は 「赤血球」のことです。

「巨核球」は 「血小板」のことです。

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免疫細胞とは 「白血球」のことです。

この中の「リンパ球系」「単球系」「顆粒球系」が 白血球です。

つまり 「T細胞」「NK細胞」「NKT細胞」「B細胞」「樹状細胞」「マクロファージ」「好中球」「好塩基球」「好酸球」が 白血球ということです。

この中の 防御の役割を果たしている「好中球」は 白血球の 約6割を占めています

攻撃の役割を果たしている「リンパ球系 (T細胞 NK細胞 NKT細胞 B細胞)」は 約3割です。


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わたしが 化学療法で入院した時に 白血球が激減してしまいました。

白血球そのものの数も 減ってしまったのですが もっと問題だったのは 好中球が3割以下になったことです。

好中球がわずかしかない状態になってしまったことから 身体が 細菌やウイルスから 防御できない状態になってしまいました。

化学療法(抗がん剤)は 一段落しましたが いまだに 白血球の数値は 低いままでなかなか上がりません。

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身体障害者

身体障害者という話が出たのは 昨年の9月のことでした。

リンパの病院の先生から話が・・・

「あらいさんは 足の機能が著しく悪いから 身障者の申請をしてみたら?」

「し 身障者ですか??」

「そう。 たぶん申請が通ると思いますよ。 うちは ガンの患者さんばかりで 手術した場所によっては 日常生活に大きな支障をきたしている人も多くて そういう方には 身障者の申請を勧めているのです。 やり方は教えますから そのとおりやってみてください。」

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数日後。

役所に行き 身障者の申請をするための 説明を受けました。

身障者の申請の用紙は 何枚もあり その申請書を書くことができる病院は 「国で指定された大きな病院」のみで その病院でも 申請書を書くことができる先生は 数名しかいないということ。

ようするに 「町医者に持っていっても申請はできません。」 ということでした。

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数日後。

病院での診察の際に 先生に相談をしてみました。

「先日行ったリンパの病院で 身障者の申請を勧められたのですが どうなんでしょうかねぇ??」

「そうですね。 車イスがないと 相当歩きにくそうだし やるだけやってみましょうか。」

「はい。」

「わたしは申請書を書けないので リハビリ科と 整形外科に 診療依頼を出します。 今日予約を取って行ってください。」

その日のうちに リハビリ科と 整形外科で予約を。

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それから 数日後。

整形外科で 色々な話をしました。

しかし ここで問題が。

わたしの場合 障害の種類としては 下肢の障害ということになるのですが 本来 整形外科で何らかの手術をしていないと 整形外科から 申請を出しても たぶん通らないだろうとのこと。

下肢の障害というと 骨格に何らかの障害が発生している(人工関節や 左右の骨格が違うなど・・・)場合が主で 私のように 骨格に異常はなく ただ ちょうど足の付け根の部分の 筋肉 神経 リンパ節を ゴッソリ取ってしまったため 動かない上に 感覚がないというのは 申請の項目にない症状が多いので 申請は通らないだろうとのこと。

万が一 申請が通ったとしても 一番下の級になるだろうと。

実際に 不自由でも その項目がないと 申請が通らないというのが まだまだ 身障者の基準に問題が多いのだとか。

逆に それほど不自由でなくても 重度の障害の級をもらっている人もいるのだとか。

なるほど・・・ 

色々とあるんだなぁ・・・

またまた 知らなかったことを知ってしまった・・・

私としては どうしても身障者になりたいという訳ではなく 「少しでも 何か 助けてもらえるなら 申請するだけしてみるか」 という程度のものでした。

しかし 先生方が 「いや これは申請しましょう!」と かなり やる気モードになってきたので お任せすることにしました。

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それから 数日後。

リハビリで いろいろな身体の機能の検査をし その時 「日常生活では 必ず 杖を使うように」 指導をされました。

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それから 約1ヶ月後。

申請書が出来上がりました。

それを 役所に持っていき 写真を貼り 申請を。

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申請中は 生命保険会社のように 役所の担当の方が 病院に出向き いろいろと 調査をするのだそうです。

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それから 約2カ月後。

役所から電話が。

その内容は 下記のようなものでした。

・骨格に異常がなく 下肢の障害としては 不十分

・不自由となる症状が 不足している

・今後 よくなる可能性もある

・一定期間後に 症状が同じか 悪化した場合に 再度 検討する

この連絡は 病院にも行っていたようで 整形外科に行った際に 整形外科の先生が・・・

「あれ? たしか 感覚がないと言ってましたよね? 」

「はい。 股関節から膝までの間だけですけど さわっても感覚がないんです・・・」

「それが入ってなかったなぁ。 すぐに リハビリで 感覚の検査をしましょう。」

足の動きの検査は色々としたのですが 感覚の検査はしていませんでした。

すぐに 感覚の検査を。

触ったり さすられたり 刺されたり たたかれたり 押されたり・・・

押したりさすったりしている動作を見ると されているのだと分かりますが 見ないでいると全くわかりません。

感覚の検査が終わり 再度 申請書の作成。

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数週間後。

再度 申請書が完成。

役所に提出しました。

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数週間後。

役所から電話が。

「申請が通りました。」

その日から 身障者となったはずなのですが・・・!?

身障者になると いろいろと 特典があるような話を聞いたことがあるのですが 駐車場で身障者スペースに止めるくらいなもので 日常は 特にこれまでと変わらず・・・

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そんなある日 役所から電話が。

「身障者としての申請を まだされていないようなのですが されましたか?」

「そ それは・・・?」

「申請されると 市営のバスが無料になったり 場合によっては税金が控除されたりしますので 申請されてはいかがでしょう?」

「は はい。 まだなってなかったんだ・・・」

身障者になり 手帳を受け取る。

そこから先は 自分で調べて 自分で申請をしていくということが分かり そこで はじめて 身障者としての申請をすることになりました。  

福祉課? のようなところで 身障者のしおり? なるものを渡され 色々と説明を受けました。

すべて 級によるのですが 特典が色々とあることがわかりました。

わたしの場合は 級が低いので それほど 特典があるわけではないのですが それでも 車に関しては いいことだらけでした。

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これまでの経緯を 簡単に まとめてみました。 

そのようなわけで 先日 正式に 身体障害者になりました。

今後とも どうぞ よろしくお願いいたしますm(__)m

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くるま

途中まで 書きためていたものが たくさんあるので 載せていきます。

これは 全然関係ない 車の話です。

全然 病気とは関係ないのですが 関係がなくもない みたいな・・・!?

9月に救急で入院した感染の原因の 最有力候補でして・・・

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わたしが入院中に 教え子のお父様から 頻繁にメールがきていました。

このお父様は 輸入車専門の 中古車屋さんを経営されていて 「退院したらお見舞
いをしてあげるからお店に来い!」と言われていました。

9月のはじめに 「抗がん剤も終わったことだし そろそろ行ってみるか」と思い 連絡
をし お店に行くことになりました。

お店があるのは 埼玉県。

首都高3号線の大橋から 新しくできた 地下トンネルの環状道路を ひたすら北上し
 お店に着きました。

その数 200台以上??

輸入車専門お店には ベンツ BMW ボルボ VW AUDI シトロエン プジョー ル
ノー アルファロメオ MINI などなど・・・

アメ車以外の ほとんどの メジャーな メーカーの車が並んでいました。

「お~! よく来たね! ゴルフワゴンに乗ってるんだ。」

「そうなんですよ。 これも中古でしたけど もう距離も13万キロを超えて いよ
いよ 次の車検までには 何らかの不具合が出そうですよ。」

「今 何か気になるところはあるの?」

「それは たくさんありますよ! まず 後部座席のパワーウインドウが引っ掛かか
るんですよ。」

「あ~ VWのよくあるやつね。 ワイヤーが引っ掛かるんだよね。 あとは?」

「オイルが減るんです。 それもかなりの量が。 漏れてはいないようなのです
が・・・」

「あ~ ガソリンと一緒に燃えちゃってるのかな? あとは?」

「一番気になっているのは 車の下回りなんですけど 何か大きな板みたいなものが
はずれてるんです。 あとは エンジンが熱いような気がして。 冬はいいのですが
 夏はかなり車内も暑いです。 それと水温計が動かないのと・・・」

「う~ん ずいぶんあるねぇ・・・ じゃあ いいチャンスかもね。 あのね 入院がとっても大変そうだったからね お見舞いしてあげようと思ってね。」

「それは ありがとうございます。」

「ここにさ たくさん車があるでしょ。 どれでもいいから 好きな車を乗り換えさせてあげるよ。」

「ええっ?? 好きな車??」

「そう。 どれでもいいよ。 ただし 乗り換えにかかる諸費用は出してもらうよ。」

「車体は??」

「高いやつじゃなければ ただでいいよ。」

「じゃあ 高いやつは?」

「高いやつは 格安で乗り換えさせてあげるよ。」

「ほ ホントですか??」

「時間があるならさ 好きなだけ試乗していきなよ。」

「時間はたっぷりあります! じゃあ 試乗させていただきます!」

そこで片っ端から エンジンをかけ 乗ってみることに。

気になる車は すべて試乗しました。

わたしが 一番気になったのは オフロード用のMクラスでした。

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今ごろですが 暴露します・・・

病院では この事を話したのですが・・・

実はこの日 はだしで サンダルをはいていました。

いろいろな車を サンダルや 時には はだしで試乗していました。

この中古車屋さんに来た日は9月7日。

そう。

この日の夜に 救急で運ばれました。

はだしで運転をしたので おそらく ここで感染したのが 一番考えられることでした・・・

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この日を境に またしても入院となってしまい この中古車屋さんとも 連絡できない状態になっていました。

この方 口は悪いが!? とってもいい方。

コロコロ気が変わってしまうところがあり この車の話も きっと忘れているだろうと 思っていました。

退院後 しばらくして 連絡をしてみることに・・・

「あのう・・・ 実は あの試乗した日から 入院してしまって・・・」

「そうみたいだね。 心配してたんだよ。 うちで感染しちゃったのかな? 」

「原因は ハッキリわからないのですが・・・ それで あのときの車の話って・・・」

「あの欲しがってたMクラスは 売れちゃったよ。」

「あ~ そうなんですか。 いや あの車は別にいいのですが・・・ 乗り換えはできるのでしょうか?」

「乗り換えさせてあげるからさ よかったら またおいで!」

そして 再びお邪魔することに。

たくさん試乗して どうしても気になった ワゴンで 乗り換えの話を 進めていただくことにしました。

「じゃあ 納車できるようになったら また知らせるから。」

「はい。 でもそんなに格安で乗り換えさせてもらったら 大損じゃないですか?」

「そうだね。 損は損だけどさ。 もうすぐ死んじゃうんでしょ。 だから かわいそうだなあと思ってね。」

「い いや・・・ もうすぐ死んじゃうかどうかは 分かりませんけど・・・」

それから 約1ヶ月後・・・

病院にいたところ 電話が。

「あのさ 今どこにいるの?」

「びょ 病院です。」

「車は? そこにある?」

「はい。 あります。」

「じゃあ 今から車持って行って その車を乗って帰るから。」

「え~!? いま 車が変わるのですか?」

そして 中古車屋さんが病院に。

車を見てビックリ!

「あ あれ? これ 言ってたやつと違いますよね・・・」

「そうなんだよ。 あれね エンジンかけてもすぐに止まっちゃって 色々部品を交換したんだけど どうしてもメインのコンピューターが故障してて もう動かないから 別の車にするからさ 納車できるまで とりあえずこれ乗ってて。」

来た車は とってもかわいい Aクラス。A160

距離も全然走ってないし これでもいいかも・・・

それから さらに3週間・・・

ある日のこと 別の車が届きました。

「こ これは・・・  かなりデカイですね・・・」

「調子はいいよ。 車検も2年あるし。 こっちにしなよ。 何かあったら全部直すからさ。」

そんなわけで ワゴンにチェンジ。

しかし 今後の維持費がこわい・・・

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眼科の結果

初めての眼科に行きました。

診察の前に まずは検査を。

機械にあごを乗せる。

目に空気の塊のようなものをぶつける検査。

どうやらこれで 眼圧が分かるらしい。

眼圧と言えば 入院中に 眼科の患者さんが皆さん言っていた言葉。

「眼圧が高くなったから また入院ですよ・・・」

眼圧は高くなっても 自覚症状がないらしい。

次の検査へ。 

同じように 機械にあごを乗せる。

遠くに気球のようなイラストが見えて それが ぼやけたり ハッキリ見えたり。

これは 近視とか遠視などが分かるものらしい。

視力検査をしなくても これでほぼ正確な視力が分かるようです。

次に 視力検査。

片側がふさがった メガネをかけて 大きい文字からだんだん小さい文字を見ていく。

明らかに 以前より視力が落ちているのが分かる。

「前は 全部が余裕で見えたはずなのになぁ・・・」

次に 色々なレンズを入れて見ていく。 何枚も入れ替えたりして 一番見やすいレンズを選んでいく。

今度は下まで全部見えた!

検査が終わり 診察室へ。

診察は 真っ暗な部屋の中。

先生は かわいい顔の女医さん。

まずは これまでの経緯を話す。

・以前は3.0と言われたこと

・抗がん剤の途中から 目がかすんだり 焦点が合わないことが起きたこと

・眼科にかかった事がないので 自分の目がどんな様子なのか 一度 知りたかったこと

事細かに すべてを話す。

先生のパソコンで わたしのすべてのカルテが見られるようで これまでの経緯や 使った薬などすべてを見ている。

「見えにくくなったのが 抗がん剤の途中から ということは 使ったお薬の影響が まずは考えられるわね~」

「そうですよね。」

「でも この抗がん剤で 目に影響が出るというのは 考えにくいわね~ やっぱり インターフェロンじゃないかしらね・・・」

「インターフェロンですか・・・」

「このインターフェロンは いつまでやるの?」

「2年とか 5年とか言う先生もいましたけど 結局 一生みたいです・・・」

「そうなのね。 この際だから 徹底的に検査をしましょう。 今からお薬をさして 15分後に 眼底検査をします。 確立としては非常に低いですが ガンが目に転移することもありますので まずはそこから検査していきます。 あと強い薬をたくさん使うことで眼底出血している可能性もあります。 そのへんも踏まえて 徹底的に検査しましょう。」

「眼底検査ですか。 今日は2:00からインターフェロンなんですけど。」

「それまでには終わるようにしますね。 瞳孔を開くから4~5時間は 見えにくい状態になります。」

「瞳孔を開くのですか・・・ とにかく眼科なんて初めてなので 色んな検査も新鮮だなぁ。 じゃあ その15分の間に ドトールでミラノサンドBを 買って来ていいですか?」

「いいわよ。 わたしのミラノサンドCも頼んじゃおうかしら? ・・・なんてね。 じゃあ 瞳孔を開くお薬をさしますね。」

瞳孔を開く薬を入れる。

ドトールでミラノサンド買って 再び診察へ。

「この2年で ずいぶんたくさん入院してるのね。」

「はい。そうなんですよ。」 

「でも主治医の○○先生も美人の先生だし 看護師さんもそうだし この眼科も女の人ばっかりだから よかったわね。」

「そ、そうですね・・・」

「今日のインターフェロンは 瞳孔が開いちゃってるから せっかくの美人先生も見れないかもね。」

「そ そうか・・・ それは困った・・・」

ふたたび 検査室へ。

色々と検査をしてまた診察室へ。

今度は 片目ずつ 8方向へ眼を動かし 顕微鏡のようなもので 検査を。

すべてが終わり 説明が。

「これで検査のすべて終わりです。 まず 一番心配していた 目の転移については ないと言えます。 眼底出血は多少あります。 視力は右が0.9 左が0.6 左は乱視があります。 眼圧は両目とも19なので問題ありません。 両目とも遠視があるので 近いものが見えにくいかと思います。 ものが見えにくいと感じるのは これまでが良すぎたため これまでより見えにくいと感じるのだと思いますが 今の目の状態でも特に何か治療が必要ということはないです。 眼鏡も1~2年後に必要になるかと思います。 今の状態が1~2年続くようでしたらまた来てください。」 

「ありがとうございます。 とってもよく分かりました。」

「遠くを見るときは 目の筋肉がゆるんで 近くを見る時は筋肉が収縮します。 メガネを使うことで 目が楽をしてしまうので この筋肉の収縮が鈍ってきます。 メガネは かけないで済むなら かけないことをお勧めします。」

とにかく 目の事が 色々とわかって よかったです。

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眼科

私 目と歯だけはじょうぶです。

歯医者には行ったことがないので なぜ こんなに歯医者さんがあるのか?

きっと歯科医は儲からない・・・・

そう思っていました。

目は これまで 全く不都合がなかったので 眼医者さんに行くこともなく。

特に視力は 一度測ってもらったときに 「日本人としてはありえない視力」だと言われました。

視力を測る表の 一番小さい文字が 楽々見えるので その文字がどこまで離れて見えるのかで 測ってもらいました。

「あなたの視力は3.0です」

とにかくどこまでもよく見えます。

見えすぎて 驚かれたことは何度もあります。

千葉国際プールの観覧席で 反対側の観覧席でにいた人の 持っていた携帯の 待受画面が見えたり・・・

そんなわけで 目のことで不都合を感じたことはなかったのです。

抗がん剤をやるまでは・・・・

あれは 抗がん剤の4クール目だったと思います。

こういう状態を 「目がかすむ」というのか ぼやーっとするようになって 焦点が合わなくなってきたのです。

老眼だと思うのですが 近くのものが見えにくい 状況は 以前から あったのですが 遠くを見ても はっきり見えない感じは このときが初めてでした。

薬の影響かな? 

治療が終われば また戻るだろう。

そんな感じで さほど気にしていませんでした。

抗がん剤の6クールが終わり その後 感染で入院した時に さらに目が見えにくくなりました。

まあいつか 機会があったら みてもらうか と思っていました。

先日の腫瘍外来の時に そんな話を かわいいY先生に お話をしてみました。

かわいい顔のY先生は とっても痩せていて 折れちゃいそう。

いつもいつも 心配そうな顔をしている。

「せんせい あのね おめめが見えにくいんでちゅ。」

「え~? それはたいへん! いつからなのぉ~??」

話を切り出すと いつもの心配そうな おめめが さらに心配そうなおめめに。

「3月くらいからでちゅ。」

「それは すぐに診てもらいましょうね。」

「はーい(^_^)/」

この心配そうな顔と やさしい言葉に いつも癒されます。

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本日はインターフェロンの日です。

病院に来るついでに 眼科の予約をとっていただいたので ただ今 眼科の待合室です。

小さいころから憧れていたメガネ。

ついに かける日がくるのか?

ちょっと楽しみです。
 

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