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ちょっと一言・・・

化学療法10日目です。

今日で、治療が最後です。

やった事がない治療をやるのも不安ですが、何度もやってきたものを、やるというのも、気が重いものです。

どのくらい痛いとか、どのくらい気分が悪いとか、どのくらい体調が悪くなるとか、よ~く分かっているだけに、なかなかきついものです。

でも、これでよくなるなら・・・

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私の今までの人生、病院なんて無縁でした。

病院に行かない理由は・・・

●自分には回復する力があるから。

●薬を使うと回復する力がなくなるから。

●医者を信用していないから。

自分の身体は、自分が一番よく分かっているのである。

5分や10分、身体を見て、話を聞いたくらいで、一体何が分かるというのだ?

・・・そんな風にずっと思っていたので、たいていの病気になったとしても、病院に行くことは、ほとんどありませんでした。

しかし、どうしても自分だけでは、どうにもならない時は、行かざるを得ないことはありました。

やむを得ず、病院に行く場合は、なんとしても良くなりたいので、お医者さんに、最もいい方法で、最も効率よく治していただけるように、下記のことを話すようにしていました。

●まず、自分には、おそるべき回復力があるということ。

●私には、おそるべき回復力があるのだが、今回ばかりは、どうにもならなかったということ。

●私が病院に来るということは、「風邪気味」とか、そういうたいしたことではなく、大変重篤な状況であるということ。

●「風邪っぽい」など、自分勝手な診断を言ってしまうと、「この人は風邪である」という余計な印象を与えてしまうので、余計なことは言わず、ここまでに至った経緯をありのままを話す。

そうなると、たいていの場合、「あなたはとっても元気そうですね」ということになってしまうことが多いのです。

見た目(体格など)が元気そうに見えるということ。

具合の悪い人は、そんなに話ができないということ。

そんなことで、せっかく病院に行っても、だいじに扱われず、もともと信用などしていない病院に、わざわざ行くことは、ほとんどなくなってしまったのです。

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風邪をこじらした程度のことでしか、行ったことがない病院で、突然「ガンである」ということになりました。

どうしたらいいのだろう?

ガンになった人は、これまでの人生で、たくさん知っている。

身近な人でも、ガンになった人、ガンで亡くなった人、ガンを克服した人など、色々な方がいる。

ガンと診断された時点で、先生には、「即入院、即手術」だと言われました。

この時点で、抗がん剤の事までは考えてはいませんでした。

まあ、とにかく、「即入院、即手術」って、本当にそれでいいのだろうか?

他に方法があるのではないか?

いやいや、そもそも、本当にガンなのか?

もう、死の物狂いで調べ、頼れるつてをつたって、セカンドオピニオンで、聖路加病院と、ガン研に行きました。

ガンであることは間違いない。

ステージはⅢ。

手術は、やるべきである。

一週間後、手術を決行。

ガンの拡大切除、皮膚移植、リンパ節郭清。

1か月寝たまま過ごす。

車いすで移動する。

足の感覚がない。

足の感覚は、戻らないだろうと言われる。

リンパ浮腫になる。

むくみは一生なくならないと言われる。

うまく歩けなくなり、つえを必ず使うように言われる。

これでガンのことは終わりだと思った。

あとは、この不都合と、うまく付き合って生活していけばいいと。

先生から治療の話が出た。

非常に厄介なガンであるということ。

手術の時に、がん細胞が血管に飛び散ったということ。

放射線は効かない。

「抗がん剤+インターフェロンの化学療法を、即始める必要がある」と言われた。

「抗がん剤」か・・・

私は、身近にいたガンの人で、抗がん剤をして、良くなった人を見たことがなかった。

抗がん剤をした人は、抗がん剤をしたことで、むしろ衰弱していったように見えた。

抗がん剤をしてもしなくても、結局、亡くなってしまったのかもしれないが、少なくとも、抗がん剤をしなければ、もっと元気でいられたのではないか、と思われる人ばかりを見てきた。

それだけに、自分が抗がん剤をするということは、どうしても避けて通りたい思いが強かった。

先生たちは、抗がん剤の必要性を、何度も何度も、ていねいに説明してくれた。

同じ病気の人たちの話、ガンを克服した人の話、ガンを専門とした病院、抗がん剤を全く否定する人の話、うさんくさい治療を勧める人の話、とにかく何でもかんでも聞いてみることにした。

そこで自分が決めた決断は、この化学療法は、やる意味があるという結論でした。

たいていのガンは、効果の薄い抗がん剤だったり、相性のいい抗がん剤を探したり、どの抗がん剤を使うかということから始まるようです。

それに対して、私のガンは、特殊なガンであるということが、幸か不幸か、効果がある抗がん剤は、1種類しかなく、それによる成果が、はっきりと実証されているということが、やる意味があると思えました。

良くなるためなら、何でもやろう。

1年がかりで、6クールの化学療法をやりました。

この先の治療は、また相談です。

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これからも、ガンにいいことをやっていこう。

ガンにいい食事、ガンにいいこと、それはそれは、たくさん情報があります。

このガンにいい事って、何なんだろう。

知れば知るほど、ものすごく当たり前のことばかりなんですよね。

人間として、ごくごく自然なことで、ごくごく当たり前のこと。

好きなことをして、楽しく過ごす。

人間が人間らしくあることが、一番なんですよね。

食事にしても、ガンにいい食事って、本来こうであったであろうという、ごくごく自然な食事です。

採れたものを採れたまま食べる。

昔の食事は、これが当たり前だろうという食事です。

別にガンじゃなくても、誰でもこういう食事をすれば、いつまでも健康でいられるだろうと思います。

結局、ガンという病気は、時代とともに、生活様式、人間関係など、複雑になったためにできた、現代病だなと思います。

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西洋医学の発展は、すさまじいです。

どうにもならない時に、お医者さんに頼るのは、正しい判断だと思います。

薬ってこんなに効くんだと、たちまち症状が改善されると、逆に怖くなってしまいます。

ただ、これだけ長期間入院をして、やはり思ってしまうのは、どんなささいなことでも病名なんてつければつくし、身体の不調を薬で解決する姿勢は、考えてしまうことが多々ありました。

今後もガンの治療に関して、病院にお世話になることがたくさんあると思います。

病院に、おんぶにだっこにならず、上手にお付き合いしていきたいと思っています。

ただひとつ、大問題があるんですよね。

ガンは、お金がかかりすぎです。

孫さん、ボクに寄付してくれないかなあ!?

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ちょっと一言のつもりだったのですが・・・

なんだか思いつくまま書いていたら、ちょっと長くなってしまった・・・

ずっと寝てばかりいたもんで・・・

面白い話がたくさんあるので、少しずつ載せていきます。

やっと、目が覚めてきました。

10日目だというのに、まだごはん(白米)が食べられません。

あせらず、のんびり、回復を待つとします。

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