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リンパの病院

早速、なかなか予約の取れない、リンパ専門の病院に行ってきました。

結局、私の診察は、午前9:50~午後1:10までの3時間20分でした。

あらかじめ3時間くらいとは聞いていたので、ずいぶん長い診察だなぁ…と思ってましたが、あっという間の3時間20分でした。

まずはじめに問診表に記入。

紹介状に詳しい経緯は書かれていたので、ここはすんなりと終わり、次は、次は身長、体重。

そして足の測定。

足首、ふくらはぎ、モモなどの周囲を計測。

つぎにあちこちのリンパ管やリンパ節の超音波に、インボディ測定。

この間も、何度も何度も先生に質問をしてしまったのですが、「そのことはあとで詳しく説明しますからね」と…

そしてようやく、診察に。

まあとにかく、親切、丁寧。

だいたい、これまで、リンパなんてことに全く関心がなかったので、「リンパは女性にしかないもの」だと思っていました。

先生はまず、

リンパは、ほとんどの人が、なじみがないということ

リンパについて詳しい医師は、ほとんどいないということ

リンパはどこにあるというよりも、全身にくまなくあるということ

そこからリンパについてものすごくわかりやすく詳しくお話が始まりました。

心臓からでた血液が動脈を通り、全身に流れていく。

身体の各細胞、組織に行きわたり、静脈を通って、戻ってくる。

この戻ってくるときに、水分の90%が静脈を通って、残りの10%の水分と、たんぱく、脂肪などが、リンパとして、リンパ管を通って、戻ってくる。

すでにこの時点で私が誤解していたことが…

リンパは帰り道のみに発生する体液であるということです。

仮に、身体にむくみが出た場合、戻ってくる水分の90%は静脈を通るので、静脈の異常を疑うのが、現在の医学だそうです。

静脈の流れが悪いから、むくんだり、しこりができたり、腫れたり…という考え。

水分の10%にしか満たないリンパについては、リンパの異常であるということは医学では考えないことがほとんど。

そんなことから、リンパ系の治療に関しては、未だに保険の適用がないということです。

詳しく話すと3時間はかかるので、次に、私がとっても誤解していたことをもう一つ。

私の場合、左足の付け根のリンパ節を取ってしまいました。

私が思っていのと、皮膚科で説明されたことを自分なりに理解していたのは、このようなこと↓でした。

足の先から戻ってくるリンパ液は、足の付け根から管がつながっていないので、上手に身体で吸収しないと、足がドンドンむくんでしまいます。

なので、圧迫して、できるだけリンパが流れないようにする。

ということでした。

しかし、全然違っていたのです。

まず、血が流れている限り、リンパ液は必ず発生します。

そのリンパ液を身体に戻す、ポンプの役目のリンパ節を取ってしまったので、戻す力がないのです。

そこで皮膚を圧迫して、ポンプの代わりにして、リンパ液が戻ってくるようにしているのです。

そしてここからが、ビックリしたのですが、足の付け根からは、リンパ液が身体に戻らないので、そこから次に近いリンパ節にリンパ液を送るのだそうです。

私の場合は、左わきの下のリンパ節。

足に出てくるリンパ液を、わきの下に運んで、身体に戻すということです。

先生はお車がお好きのようで、車に例えてお話しをしてくれます。

リンパ説は、高速道路のIC(インターチェンジ)。

流れが悪いところは渋滞している。

リンパ管は、国道である。

私にはものすごくよくわかる説明でした。

リンパ液は車です。

身体の隅々におうちがあります。

ある時、足のつま先のおうちの車が、住宅街を抜けて走りだしました。

これがリンパ液のスタートです。

住宅街を抜けてくるぶしの国道に入ります。

これがリンパ管です。

くるぶしからすね、ひざの国道を通って、モモにある高速道路に入ろうとしたのですが、「左足の付けの根IC」は、通行止めになっていました。

仕方なく下の道を使って、一番近い「左わきの下IC」に向かいました。

そこから高速に乗り、首の付け根を通って、おなかに到着しました。

これが私の場合のリンパの通り道になるそうです。

しかし、「左足の付けの根IC」から「左わきの下IC」までの下の道は、とっても渋滞していました。

渋滞を緩和するには、渋滞の先頭から流してあげないと解消されません。

そこで、私の場合のリンパマッサージは、まずおなかのマッサージから始まって、次に首、そしてわきの下、脇腹、おしり、そして、モモ、膝、ふくらはぎ&すね、足首という順序になります。

まあとにかく分かりやすい。

なぜむくむのか? なぜ腫れるのか?

その時にどうすればいいのか。

よ~くわかりました。

最後に先生は…

「あらいさんは一生、リンパ浮腫を抱えて生きていかなければいけません。一生懸命にならないこと、無理しないこと、嫌になったらやめること、がんばらないこと、自分の体調を優先すること、根を詰めないこと、極端なことを言うと、自分勝手に生きることです。」

そして、圧迫ストッキングも、ありとあらゆる形、サイズ、圧のものを試してみました。

今まで使っていたものは手術用のもので、はき心地は雲泥の差です。

本当にピンからキリまであるのですが、安いもので3000円、高いものは10万円くらいです。

でも色々とはいてみると、10000円を切るものは、いまいちな感じで、私は15000円のものにしました。

かなり強い圧迫なので、はく時は本当に大変ですが、はいてしまうと圧迫感を感じません。

何より見た目が、ふつうに足です。

見た目だけでも、気持ちが前向きになれます。

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コメント

色々勉強になりました(笑)。

圧迫ストッキングを履いてないとやはりかなりむくみがあるの?


まぁ何にせよ、ほどほどに頑張ってよね(^_^;)
無理しないようにって言われてるんでしょ(笑)。。。

投稿: のんのん | 2010年9月 7日 (火) 20時50分

「一生懸命にならないこと、無理しないこと、嫌になったらやめること、がんばらないこと、自分の体調を優先すること、根を詰めないこと」


先生の「苦手なこと」が並んでいるではありませんか!!

身体のため、ちゃんと守ってくださいね~!

投稿: 狛江のみきちゃん | 2010年9月 8日 (水) 15時37分

なるほど、勉強になりました。
実は私もリンパ・マッサージなるものを去年知り、時々受けているのですが、結構「痛い」んです、これが。(表現が合っているかどうかわかりませんが)、それぞれのリンパ管を「開けて」から「流す」という作業をしますが、この「開ける」が滞っているせいか、モーレツに痛い!!「イタ気持ちいい」というレベルではありません。。。
でも、これをやってリンパ液の巡りを良くしておくことは健康にもつながる気がして気に入っています。本も買ったりしてみました(*^-^)

先生も日々のマッサージで浮腫が少しでも解消されると良いですね。
「リンパ」って結構奥が深いんだなぁ・・・、とますます興味を持ちました(o^-^o)

投稿: 月島マダム | 2010年9月10日 (金) 10時10分

のんのん
ストッキングをはかないと
あっという間にむくむのよ。
ほどほどが難しいんだよね~


狛江のみきちゃん
そうなんですよ~ だいたい、一生懸命やらないなんて、どうすりゃいいのか
さっぱりピンとこないのですよ!
先生には大会はだめです!とハッキリ言われてしまいました…


月島マダムさん
リンパマッサージを受けているなんて、やはりセレブですね!
そう、リンパドレナージュとかいうやつを受けたのですが、エステなどではもっと強くマッサージすると言っていました。

投稿: | 2010年9月15日 (水) 15時31分

のんのん
ストッキングをはかないと
あっという間にむくむのよ。
ほどほどが難しいんだよね~


狛江のみきちゃん
そうなんですよ~ だいたい、一生懸命やらないなんて、どうすりゃいいのか
さっぱりピンとこないのですよ!
先生には大会はだめです!とハッキリ言われてしまいました…


月島マダムさん
リンパマッサージを受けているなんて、やはりセレブですね!
そう、リンパドレナージュとかいうやつを受けたのですが、エステなどではもっと強くマッサージすると言っていました。

投稿: | 2010年9月15日 (水) 15時31分

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